離婚レスキュー

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【妻の浮気】共働きになり妻が浮気をし、離婚しました

愛理
こんにちは。当サイト管理人の鈴木愛理です。

今回は二十九歳の男性の方から離婚の体験談を寄せていただきました。

彼と同い年の元妻さんは大学時代からの交際を経てふたりが二十五歳の時に入籍・結婚。

ともにシステムエンジニアのおふたりは結婚後も共働きを続けておられたそうですが、一日も早く子どもをと望む彼に対し、奥様のほうは今は仕事が楽しいからと…やんわり拒絶。

そのうちに彼女の帰宅が遅くなり、会話も減って…。
ある日「どうもおかしい」と感づいた彼が奥様の携帯電話を覗いてみた時に、遺されていたのはほかの男性との頻繁なメール履歴。

あっさり不貞を認めた妻との話し合いの結果、ふたりは離婚。
多少手にした元妻からの慰謝料を手に、今は婚活に勤しんでいますと彼。

この場合、あくまでも不貞を働いたのは妻のほうです。
そして、いうまでもなく不貞行為は法的に許されるものではありません。

ただ、ここではなぜ愛し合って結ばれたはずの妻と夫の心はすれ違っていくのか。その理由を、サイト管理人・鈴木愛理が女性の目線および私自身の主観から紐解いてみたいと思います。

その私の考察から、単純にふたりの心のすれ違いが「善悪の問題」ではなくて。

どこに配慮すればふたりの関係を永く友好なものにしていけるのか。

皆さんに考えていただくヒントに繋がればなあと願っています。

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結婚当初は幸せでした

わたしが結婚したのは25歳の時でした。妻は大学生1年生からの付き合いだったのでとても気心が知れていました。まずは入籍を先に済ませ、生活が落ち着いてから結婚式を挙げました。会社の同僚や上司、大学時代の共通の友人などたくさんの人に祝ってもらって本当に幸せでした。

新婚時代は、妻も働いていて家事もお互いに協力しながら、ふたりの時間を大切にして毎日が充実していました。休みの日は外食したり、ちかくの公園に遊びに行ったりと些細なことが本当に楽しくて、いつか子供が出来ることを心待ちにしていました。そんな生活が3年ほど続きました。

少しずつ距離が出来てきました

結婚して3年ほど経ってから、お互いの気持ちが少しずつ離れていきました。当時はわたしも妻も28歳で、わたしは子どもを欲しがっていたのですが、
妻は仕事が楽しかったようで子供はしばらくいらないとふたりの意見が食い違っていきました。

妻はわたしと同じシステムエンジニアをしているのですが、妻の仕事が忙しくなってきて、普段は分担している家事をほとんどわたしが担当するようになりました。妻は帰ってきてから、食事を済ませ、お風呂に入って寝るだけになり、だんだんと会話が少なくなってきました。寂しいとは思っていましたが、仕事が忙しいので仕方ないかと思っていました。

妻が浮気していたようです

妻の仕事が忙しくなり始めて半年くらいが経ちました。わたしも同じシステムエンジニアをしているので、横のつながりがあり、妻の会社の様子を人づてに聞くことが出来ました。どうやら妻の参画しているプロジェクトはそんなに忙しくない事が解り、それだけでなくある男性と親しげにしていると聞かされました。

少し思い当たる節があったので、妻の携帯を悪いと思いながら見てみると、特定の男性とメールのやり取りを繰り返していて、明らかに浮気をして言うのが解る内容のものありました。ショックで頭が真っ白になりましたが、このままではいけないと思い、妻と話をすることになりました。

妻と離婚する事に

妻と話をしました。まずは携帯を黙ってみた事を謝罪しました。妻は浮気をしている事をあっさりと認めました。相手は会社の同僚との事で、既婚者でした。一般的に言うダブル不倫でした。

後日浮気相手と、その奥さんと4人で話をしました。妻と浮気相手は離婚して、結婚するつもりだと言いました。浮気相手の奥さんは泣いたり怒ったり大変でしたが、わたしは一人冷静で、離婚を受け入れました。

多少の慰謝料を受け取り、長年一緒にいた妻と別れ、心に穴が開いたような感じで毎日が辛かったですが、まわりの友人や家族に支えられ、今は吹っ切れています。今度婚活パーティーに行く予定です。

 

「夫婦の心がすれ違う時」―当サイト管理人・愛理の回答

愛理
投稿者さん。貴重な男性の立場からの体験談をこのサイトに寄せていただいて本当にありがとうございます。

しかしながら、このサイトは「女性の離婚を応援する」ためのものなので。

投稿者さんのお考えには必ずしも添わない部分は多々あると思うのですが、今回は男性の想いと女性の心とが、本当はどういうところからずれてすれ違っていくのか、あくまでも私、愛理の主観でお話しさせていただくことにしたいと思います。

カラダの作りが異なるように、女性と男性では物事の受け止め方ひとつからして全く違う反応を示すものです。
まずはそこをもともとの初期設定とした上で、以下の私の話を訊いていただき、何かしら考えていただけたなら幸甚です。

投稿者さんの体験談を拝読して何より私が気になったところは、「早く子どもが欲しい」と投稿者さんが幾度となく繰り返されているその言葉。

男性としては自分が愛した女性に、自らの遺伝子を受け継いだ子どもを産んでもらいたいという気持ちは牡の本能の自然な表れであり、この少子化が進む昨今においては一見ものすごく高評価を得られそうな意見ではあるのですが。

一方でこの牡としてのごく当たり前の希いこそ、女性の心が離れてしまう一番の原因だということを、世の中の男性は知らなさ過ぎるよなあと私は危機感を憶えてしまいます。

いうまでもなく、夫婦の愛の結晶としての我が子が誕生することは、本来素晴らしいことであり、人生における何よりの喜びのはず…なのですが。

この投稿者さんの元妻さんの場合。
大学一年生の時からお付き合いしてきた同い年の奥様だということであり、結婚後もご主人と同業のシステムエンジニアとして責任のある職を得ていたとのこと。

加えて、ふたりはいわゆる「授かり婚」でもないというのに二十五歳と極めて若い時のご結婚。
同じ女性の私から言わせていただくなら。

奥様がもっと仕事をしたい、今は仕事が楽しいんだと訴えられていたのは、偽らざる彼女の本音だっただろうと私は思います。

ご主人と同い年であり、同じ時期に大学を卒業し、同じ職種の仕事を選んで…そんな彼女にとってのご主人は、人生を共にする伴侶であると同時に、互いに切磋琢磨しつつ、彼の存在が自分の中の仕事への情熱をさらにインスパイアして、きっとさらなる仕事の高みを掴み取るためのライバルに見えていたことだろうと思います。

少なくとも彼女にとってのご主人はそういう存在なのに、そのご主人が妻としての彼女に望んだのは職業人としての顔ではなく、自分の子どもを産み育てる母親としての姿だったのです。

確かに子どもを産み育てることは女性にとって今も昔も何より尊い仕事であり、どんなに医学が進歩しても、出産し母になる行為はそれこそ女性にしか出来ません。

それはしかし、本来女性が心から「この男性の子どもを産みたい、育てたい」と強く望む場合にのみ成立しなければならないものです。
産み育てる自由と同じくらい、産まない選択だって許されて当然です。

昨今、女性絡みの問題について、前者は「マタハラ」一方後者を「セクハラ」の一部だとする報道が幅を利かせている感がありますが。
本当はこの「マタハラ」も「セクハラ」も女性はこうでなくてはならない、あるいは一方で男性はこういう姿が望ましいとする、社会のステレオタイプな発想から端を発しているのであって、そこに息苦しさにも似たもやもやしたものを感じているのは、果たして私だけでしょうか…???

女性のライフスタイルにまつわる問題について、婚活、妊活に続いて次に子どもを持った母親が悩むのは「保活」つまり、自身の職を続けていくために、生まれてきた我が子を預けるための場所を押さえることだとか。

そう言えばこのところ、ニュースで待機児童問題の報道を耳にしない日は皆無な気もします。
仮に運よくスムーズに保育園は見つかっても。

親とは違う人格である以上、子どもは母親の思い通りにはなってはくれません。さらには無事保育園に預けても、ちょっとしたことで熱を出してしまえば、すぐお母さんのところに「迎えに来てください」と保育園から電話が。

麻疹や水疱瘡やインフルエンザや…そういう伝染性の病気に子どもがかかってしまった場合、実際に仕事を休んで子どもを看るのは一般的に父親ではなく母親。

仮にパパのほうが仕事を休んだりしようものなら…母親も、休んだ父親も職業人としての自覚がないとされてその後の社内の査定に激しく影響してしまいます。

急性期から回復しても、病後児保育が徹底していない日本においては、病み上がりの子どもを預ける場所はどこにもありません。

この平成の御世にあっても「男は外で働き、女は家を守って子を産み育てる」のが理想の結婚形態だとされる、そんな高度成長期の幻想が心理的にも物理的にも…未だに憑りついている現代の日本という国。

投稿者さんの元奥様は、ご主人と同い年ということもあって、もっともっと職業人としての自分を試してみたかったのかも知れません。
今は見た目だけは男女平等なので。

実際には昔ながらのステレオタイプな家族観が理想として幅を利かせているというのに、本当に見た目の上っ面な条件の部分だけは、女性であっても男性と同じ仕事をこなすことも可能である。しかし同じ責任を社内で果たすために、現実には生理休暇すら「絵に描いた餅」でしかなく、母だという言い訳は認められず、妊娠中も出産後も男性と同じことを欲求される、男性に伍して働くことが職業人としての当然の姿だとされる日本の企業の在り様。

そのなかで、能力の高い女性、自分の職業に誇りを持つ女性こそ、仕事と母性保護の均衡、理想と現実のギャップに悩み、孤独な想いを強めてしまうものです。

この奥様も…本当はものすごく悩んでいたことでしょう。

企業においては二十五歳というのは大学卒業後、ようやく戦力になってきたころであり、ご本人的には今後の職業人生を見極めるために一番重要な時期。
そこを…一番に相談相手になってほしいはずの、一番の味方であってほしいはずのご主人が口にするのは「早くオレの子どもを産んで」。

元妻さんではなく私でも、心が離れてしまうだろうと思います…。

一方的に元妻さんの肩を持つわけではありませんが、彼女は積極的に浮気をしたというよりも、むしろ本当の気持ちを理解してくれない(出来ない)ご主人に絶望にも近い気持ちを抱いてしまって、その心の隙間に彼女の話を真摯に受け止め訊いてくれる、第三者の男性が入り込んでしまったものだという印象を受けます。

どんなに愛し合って結婚しても、そもそもが違う人格であるふたりです。
すれ違うのが当然だし、すれ違って離婚してしまうことも普通に起こり得ることだと思うのです。

もし悔やまれることがあるとするなら。
傷の浅いうち、心がかみ合わなくあった早期のうちにお互いにその現実に気付けて、修復を目指す話し合いの機会が得られればおふたりともまだこんなにつらくならずに済んだかも知れませんね。

仮に「覆水盆に返らず」でふたりの愛を修復なんか出来なかったにしても。
もう少しポジティブな離婚について話し合うことが出来たらよかったのかも知れません。

幸い離婚後の彼はゲットした慰謝料で次のお相手を探すべく婚活に勤しみつつあるとの近況報告。

どちらかというと離婚によってしみったれてしまうのは女性よりも男性のほう。そのなかにあって、こうして気持ちを切り替えて次に突き進んでいけるところはこの投稿者さんのメンタルの強さかなあとも思います。

今回、どちらかというと元妻さんの肩を持ってしまいがちな意見に終始してしまいましたが、投稿者さんの切り替えの早さ、次に向かっていける行動力と心の強さは高く評価出来るだろうと私は考えています。

男性に伍して働きたい、自身のキャリアに積み重ねたいという女性がいる一方で、昔ながらの良妻賢母タイプの、専業主婦志向の女性も同じくらい婚活市場には存在しているといわれています。

それらは単に個人の考え方の違いであり、どちらがいいとか悪いとかいうものではありません。
ただ、やっぱり男女にも相性というものはあるでしょう。

キャリアウーマンタイプの彼女とでは結婚生活がうまくいかなかったという失敗を逆手にとって、投稿者さんが今度は違うタイプの女性にも果敢にアタックし、次こそは意中の女性と幸せな家庭を築かれますことを末筆ながら祈っています。

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余談・前田穂花にも言わせてもらうなら

前田穂花
段ボール箱に埋もれながら、月末の締め切り前に喘いでいる前田穂花です。

あたしにとって官能小説の執筆はすっごく愉しいんだけど、精神的にいつもいつも同じモチベーションが保てるわけでは当然ないから。

仕事の合間に、男性によるこの体験談と、対する愛理さんの回答記事をメールで送っていただいて拝読したわ。

個人的には、男性の草食化はとっても困るの。
あたしの本が売れなくなっちゃう原因に直結するから。

「二次元の嫁」にうつつを抜かすくらいなのであれば、あたしの書くような(エッチな)小説で日々イメージトレーニングに励んでいただいた上で、仕事もいいけど、それ以上にあなたの赤ちゃんを産んでみたい!って、世の女性の皆様にそう言わしめるような。

心身強くて逞しい男性になってもらいたいなあって、穂花ちゃん的には思うのよ(だから、特に男性の皆さん。あたしの作品をよろしくね♪)。

だけどね。
女性がキャリアを棄てなくはないって想いも、あたしには当然わかるの。

あたしだって…それこそ恋愛至上主義だと世間一般的には揶揄されるような、そんなあたしであっても。
いわゆる出産適齢期に…あたしは若干二十歳で一回目のケッコンをしているから、産もうと思えばチャレンジ出来る期間はほかの方より長かったんだと、今になって振り返ればそういう気もするんだけど。

でも。仕事と子育てとを天秤にかけた時、仕事を超える子育ての楽しみって、言いかたを変えるなら、子どもを産む育てるメリットなんて、その当時のあたしには思いにも浮かばなかったなあ。

むしろ、子どもを持つことは自分の人生を犠牲にすることだとしか、その頃のあたしには捉えられませんでした。
もうすぐ五十歳になろうとする今は…その当時の「産まない」と決めた自分の選択を後悔したりもするけど。

違う角度から見れば。子どもを産むことは自分の人生を犠牲にすること、自分のそれまでのキャリアを全て諦めること。そう女性に感じさせる現在の社会のシステムはかなりの問題を孕んでいますよね。

さらには産む人生も、産まない人生もそれこそ真の意味で自由に選択出来て。
どちらを選んだとしても、女性として人間として自由であり、選択した当事者たる彼女が無責任な非難の対象とされない社会が実現したらステキでしょうね。

あるいは。晩婚化、そして少子化が加速する理由の遠因として。

周囲の知り合い夫婦の顔を思い浮かべてみると、結婚して子どもを産んだ幸せそうなカップルって、少なくともあたしの周りには一組もいません。

結婚式当日はダーリンの横であんなに幸せそうな笑顔を浮かべていたかつての友人知人も、今はどいつもこいつも…旦那の浮気やリストラに涙し、思い通りに育たなかった子の不始末に悩み、双方の親の介護の問題で日々頭を抱えています。

そして、みんな憂鬱な表情をしてそれぞれのパートナーのことを愚痴っているのよ。そんなにイヤなら別れりゃいいじゃん、ってあたしは思ったりもするんだけど「どうせまともじゃない穂花には世の中の苦労がわかんないのよ」と一蹴されるのがオチ。もう本当にいろんな意味で失礼極まりないわ!

でも、しょっちゅうそんな様子を目の当たりにしちゃうと。
もはや幸せの具象化としての結婚というものは消えてしまい、若い人にとってはきっと、不幸せのモデルケースでしかない結婚生活に今さら憧れも何もないんだろうなあ。

それこそ自身もバツ2の穂花ちゃんも、未来ある若い世代に対してある種の責任を感じてしまいます…。
結婚をし、子どもを持つことで幸せになれるとはとても思えない今の日本。

次はそのテーマを、サイト管理人・愛理さんとこの前田穂花でディスカッションしてみたいと思っています。

2016年6月追記 愛理と前田穂花でディスカッション