離婚レスキュー

旦那・妻の浮気体験談をぶっちゃけてもらい、離婚を応援するサイトです。

法テラス、暴力(DV)、金銭、離婚したいトラブル時に使える相談先

管理人の愛理です。今日、体験談を寄せてくださったのは、現在高校生になるお嬢さんを連れての離婚をされたワーキングマザー

ご自身が有責配偶者である、つまり不貞行為を働かれた女性です。

しかも、恋の逃避行を共にした相手の男性からも暴力を受けたとおっしゃる彼女。
彼女はいったいその困難をどのように乗り越えられたのでしょうか?

娘を持つ母親であると同時に、大手メーカーのバリバリの管理職という責任あるお仕事にも就かれている女性ですが「フツーの私たち」にも彼女の体験談から学ぶところは多そうです。

夫婦の心は離れ、我が子は不登校。崩壊寸前家庭の妻は満たされていなくて

私はかつて離婚の、そして不倫のトラブルに巻き込まれていました。
今は別れた元夫に「浮気される妻」ポジションも、一転して不倫妻の立場も経験しました。つまり、W不倫という奴です。相手も私もお互い脛に傷ある同士。ひたすら気楽で、だからこそ癒されました。

実際の家庭においては…見た目だけ夫婦のかたちを保っていれば、ただ、当時中学生だったひとり娘の「ママとパパ」でありさえすればそれでいい、そう思ってそれぞれ安易に外に刺激を求めている仮面夫婦だったのです。しかし。やはり心が離れてしまった夫とは覆水盆に返らずという奴で。

さらに。詳細は避けますが。多感なお年頃だった娘はそんな空っぽな家庭にもう嫌気がさしたのか、自室から顔すら見せなくなってしまい、不登校の状況を呈して、担任の先生から出席日数の関係上、これでは一年後の高校受験も危ういといわれるようになってしまったのです。

男のプライドから協議離婚に応じない夫。妻が選んだのは不倫相手との恋

そういうことで、娘のためにもむしろ愛のない家庭は一旦見直してシャッフルし、せめて安心できる居場所を提供出来るように。そういう意図から協議離婚を夫に持ち掛けたのですが。

詳しくは後述しますが、夫は男としてのプライドが傷つくという理由で話し合いに応じてくれません。当事者同士二人での話し合いで決着がつかないということで、そののち…家庭裁判所における調停やら、それでも「調停不成立」で解決出来ずに提訴、つまり離婚裁判に移行したりとか…。

いやはや、人生も50年近く継続していると、いろんなアクシデントに巻き込まれるもんだわ~~~。ましてや、入籍は本当に「イキオイ」だけで出来たのに、離婚するのにはその何十倍もの労力や時間が要するだなんて私は想像すらしていませんでした。

ようやく解決が叶った今、その頃行き詰った私がいよいよ困ってしまった時、実際に訪れた相談先を愛理さんの読者さんにちょっとご紹介してみようかと思います。
当時の私はそれこそドロ沼の中に片足どころか両足をもツッコみ、もはや胸辺りまで沈んでいる状況。

差し障りのない範囲でお話するなら、その当時の我が家は、妻である私があるメーカーの部長職であり、一方、三歳年下の夫は専業主夫とまではいかないものの、私の出産後はサラリーマンを辞めてアルバイト程度の仕事にしか就いてはおらず、幼い娘の世話を含め殆んどの家事を引き受けている状況でした。

私はしかし、新卒後そのまま総合職で入社し、ずっと社内でも責任の重い仕事を請け負っており、必然的に帰宅時間も遅く、あくまでも仕事上の付き合いですが男性と夜の時間帯の会合も多かったのです。

もともと男性でありながら一般職入社で私の部下であった夫が、まずは劣等感も手伝って妻である私のそういう部分に対して不満を勃発。
次第に「兼業主夫」であるはずの夫は一切の家事をしてくれなくなり、学校を欠席しがちな娘のことすらもはや今さらどうでもいいような態度を取って、そのまま家庭も顧みなくなりました。

しかも…当たり前といえばそうなのですが。心が通い合っていなければカラダの交歓なんか成り立たないわけで、私たちふたりはもう10年以上「レス」。
お恥ずかしい話ですが、そんな背景の下、私はひたすらストレスフルで、満たされない何かをとにかく安直な手段で埋めてしまいたかったのです。

ああ、もうガマン出来ない。ばれなきゃいいんだわ、お手軽に不倫したい!
ちょうどアラフォーで肉体的にも“疼き”を知り始めた私が必然的にハマったのが…「出会い系サイト」による一夜の恋。

人生をやり直したくて家は出たけれど。妻が選んだ恋の逃避行の結果は

ところが。最初こそ一夜限りの恋だったはずが、私も若かった?のか、単純に愚かだったのかそれともただの現実逃避だったのか。セックスがくれる危険な蜜の味に次第に深みにはまり、サイトで知り合ったある既婚男性と謀って計画的に家出。

彼のことも「ママのボーイフレンドなのよ」とストレートに紹介したら、本当の父親には邪険に扱われて寂しかったのでしょうか。十四歳の娘も思いのほか懐いてくれて、少なくとも人前では“お父さん”と彼を呼ぶようになってくれていました。

女性であり、母親だとはいえ、責任のあるお仕事を持ち、きちんと働いていたから…私は比較的簡単にリコン前提の別居にも移行出来ました。
しかしながら。今度はその男性が私に暴力を振るうようになっちゃって。

帰りが遅い私に「仕事だといってどこの男と寝たんだ」と、やっと中学校の保健室登校が出来るようになった娘の前で母の私をなじりつつ、酔った勢いでおもむろに手を挙げるのです。

夫と別れようにも、離婚を切り出したい筆者のほうが不倫、つまり不貞行為をしてしまったわけで「有責」配偶者。

だからといって出会った頃には、私にも娘に対してもあれほど優しかったはずの夫は今や、自分の生活をも脅かすもはや敵以下の存在。ましてや、私の留守中に連れてきた娘に万一なんかあったらどうなるのでしょう。本気で悩みました…。

ことがことだけに、誰にも言えません…。
娘のことがさらに輪を掛けて不安を加速させ、日々を悶々と過ごしていた私は、ある日、娘の転校の関係で住民票を取りに行った区役所で「よりそいネットライン」のポスターを見かけました。

よりそいネットライン(愛理さんも知っておられるかもしれませんが一応、皆さん紹介しておきます。)
0120-279-338

一般社団法人社会的包摂サポートセンターが主体になっている電話相談。
このよりそいホットライン。一番の特徴は、フリーダイヤル(携帯電話、PHSからも可)で365日24時間フル対応なところ。
しかも、一般的な悩みごと相談のほか、外国語による対応(現在、英語・中国語・ハングル語・タイ語・タガログ語・スペイン語・ポルトガル語・ベトナム語・ネパール語での対応が可能。ただし言語によっては対応時間が決まっているものもあり要確認)や、女性特有の様々な問題。

さらにはセクシャルマイノリティや今すぐ死にたい人のための切羽詰まった対応電話相談、東日本震災被災者の方のための専用相談など、専門知識を持った相談員の方が、きめ細かく応じて次の相談先に繋げてくださるところ。

区役所で見かけた上記のフリーダイヤルにとりあえずかけると、はじめに音声でインフォメーションが流れてきました。
私はまず、一般の困りごと相談にアクセス。

その後、女性専用ダイヤルのDV相談に繋いでもらいました。

東京ウィメンズプラザ

03-5467-2455(相談専用電話)

都内在住の私は、よりそいホットラインの女性専用ダイヤルの相談員の方に紹介された渋谷の東京ウィメンズプラザに出向くことになりました。
まずは電話で相談です。

立ち入ったことも話さなければなりませんが、それも不倫の恋に対する責任をきちんと果たすことのひとつ。
夫との不仲から自分から娘を連れて家出したこと。最初こそ優しかった不倫相手は今や暴力を振るうこと。

今一番気がかりなのは不倫相手、あるいは別居した夫が腹いせに娘に危害を加えるのではないかという部分。この際恥ずかしいなどとはいえません。事実を正直に打ち明けました。

電話だけでの相談となることも多いそうですが、娘を持つ母親でもある私は女性の問題について経験豊富な相談員の方と実際に面談となりました。
仕事を持っていることもあり、相談の日時は祭日の日中に予約。

このように、事案によっては夜間や休日の対応も。
実際に面談に応じてくださった女性の相談員さんは、一般の方であれば非難しかねないような私の行動とその顛末について、真摯に耳を傾けてくださいました。

そこで、とりあえずは最寄りの警察の生活安全課へ相談した上、私自身と娘の住民票の閲覧その他に制限をもうければ?というアドバイスを頂戴。そういう手はずを整えることで、義務教育の年齢に相当の子ども(自治体によっては高校卒業時までのところもあります)のことも役所の「学務課」にそのまま繋がり、子どもの安全を最優先にそのほかの支援も受けられるんだそうです。

ちなみに。警察では実際には話しにくい微妙な問題も含むため、東京ウィメンズプラザも相談者の私に配慮してくださって「この女性は夫及び現在の交際相手からの暴力から逃げたいと当相談窓口にを訪れた」という旨の証明書も発行してくれたので、その後住所を管轄する警察の生活安全課で行われた、男性である警察官の聞き取り調査も「都の公的機関からの証明書がある」ということで必要以上の詮索はされず、イヤな気分にはならずに済みました。

私は社会福祉士の資格を有する一般的な相談員さんによる対応でしたが、相談内容によっては、女性の医師、弁護士などの専門職の方も同席する面談。
それはやはり、DVや人身売買といった微妙な問題も扱う専門の機関だから。

女性の権利のための専門機関として、望まない妊娠や、その後の諸々のこと、ほか女性の身体や病気についての相談にも応じてくださるそうです。

最終的には法テラスの扶助を受けて専門家の介入による民事紛争の解決も

とりあえずは母娘の身の安全を確保し、さらにはどうにか不倫相手の暴力から逃れられたあとに。
筆者は東京ウィメンズプラザから紹介された「法テラス」に、別居している最中の夫との今後を相談。

法テラス

0570-078374

各地に所在する法テラスでは、利用するための所得審査がありますが、幸い?義務教育齢期の娘があり、かつ娘と別居中の夫を主たる収入を持って扶養していて、且つ今後に亘り母子家庭同等と見做される見込みの私は、法テラスの所得調査基準を超えるほどのインカムがないと判断されて、支援としての民事法律扶助制度を利用して、別居中の夫との離婚裁判を提訴することとなりました。

弁護士を受任するにあたり、法テラスが費用をいったん全額立替え払いしてくれたのです。そしてその後、弁護士の先生を通じて夫とやり取りを果たし、一旦提訴は実際に起こしたものの最終的には被告である夫と和解しふたりは協議離婚、娘の親権は希望通り私がもらいました。

紛争解決後生じる法テラスへの償還義務。猶予または免除される場合も

余談ですが、その後離婚が成立した私は、現在、法テラスに対し月5千円ずつの償還(いわゆる返済)が義務付けられています。
月5千円というのが一般的な償還額とされていますが、難しい場合にはこの限りではありません。

私の場合は夫が兼業主夫であったこと、夫にもそれなりに家庭を守らない、セックスレスだということなどの非はあるものの、本来、こちらが有責であったことから当然、本来はこちらから夫に対する慰謝料が発生する立ち位置であるけれど、逆に娘の養育費を一切要求しないということで結論が出せました。

しかしながら一般的な話として相手から金銭による賠償がなされた場合、そこからも法テラスへの償還をする義務が生じます。

ですが、離婚後心身共に疲弊した筆者が、入退院を繰り返していた間の償還は、猶予となりました。
借りたものは返すのが鉄則ではありますが、やむを得ない理由(病気で働けなくなり生活保護受給となった、など)によっては、立替えてもらった費用の一部もしくは全額の償還が免除となることもあります。

なお、法テラスでは相談内容が債務整理等である場合、弁護士ではなく司法書士が受任することもあります。

例え金銭的余裕がなくても使える支援制度はある。最後まで諦めないで

いろいろありましたが、形式上は元夫と結婚していた頃にはひたすら暗い表情で引きこもってしまって、自室からほとんど顔を見せなかった娘も、現在は高校生になっています。幼いころから音楽が好きだった娘は、今は合唱部でピアノ伴奏を担当しつつ、将来は看護師になりたいという夢を叶えるべく、看護学部のある医療系の大学への進学を目指して学業にも勤しんでいます。

私もまだ四十代であり、もう一度人生の伴侶が欲しいなあとは思いますが、これまで一番家庭内で蔑ろにされてきた娘を思うと、この子のためにも今は不倫の恋をはじめ浮ついたことは出来ないと再認識させられる日々です。

ともあれ。私はたまたま職業を有している女性でしたが。専業主婦であっても、シングルマザーでその日暮らし状態に陥ってしまっていても。現状を打破するための相談先は殆んど無料に近い形で提供されており、トラブルがある場合には相談先はいっぱいあるんだよということを常に念頭に置き、何よりもご自身の身の安全を最優先課題にした上で、出来るところからトラブル解決を目指していただきたいと思っています。

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《管理人・愛理より一言》

物事、とりわけ男女の愛は綺麗事じゃないんですね。寄せられた体験談を読ませていただいてまずそう強く思いました。内心、ここまではっきりはおっしゃりにくい部分もあったでしょう。貴重なお話をありがとうございました。

今回の投稿者様はたまたま安定した定職を持っておられて、それで元ご主人との別居などはし易かったというのはあるのでしょう。ただ、そこが悪意ある不倫相手に利用されたという結果に繋がったのかも知れませんね。

それでも。ここに挙げられた例だけでも「よりそいホットライン」「東京ウィメンズプラザ」「法テラス」などなど。例え金銭的に苦しくて現状の苦しみから逃れられない、そう感じておられる貴女も、落ち着いて考えれば無料若しくは安価で支援を受けられる公的機関や使える制度は、本当はいっぱいあるのかもわかりません。きっと、諦めるにはまだまだ早いですよ。

愛理的には、福祉事務所に常駐が定められている女性相談員さんや、そのほか各自治体の役所で定期的に行われている無料の法律相談などを利用するのも一手だと思いますよ。そういうところは生活に困窮した人が相談に行くところだとされて、敷居が高いと思われる女性も多いと訊きますが「離婚したい、夫とはもうやり直せない」と感じた時点で貴女は結婚「生活に困窮した」のですから。

トラブルは心身の病気と同じで、早めの治療が肝心。さらに拗らせる前に専門家に介入してもらって、あなた自身の人生を立て直すことが何よりです。
余談ですが。愛理が子どもの時にアニメの「ルパン三世」を観ておりまして、どういうシチュエーションでの台詞だったかは忘れたのですが、峰不二子が「本当にいい女っていうのはね、自分のことを守れる女性よ」とカッコよく言い放っていたのを、幼いながらにおおぅと羨望の眼差しで見つめた記憶があります。

今回の投稿者さんがすごいなと思ったのは、東京ウィメンズプラザに相談に出向くくだりで「立ち入ったことも話さなければなりませんが、それも不倫の恋に対する責任をきちんと果たすことのひとつ」とおっしゃって、事実を正直に相談員の方に打ち明けた、というエピソード。

この女性は有責配偶者とされる不利な立場にありながら、本当に正直に誠実に自分の人生を償うかのように向き合われたんですね。ふと、不二子ちゃんのカッコいい台詞と投稿者様の言葉とが、愛理の脳裏で重なっていく想いがしました。

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