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【生活保護の実態とは】元ケースワーカーがぶっちゃける「生活保護って本当はこんなもの」激務

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愛理
こんにちは。当サイト管理人の鈴木愛理です。

今回、実際に都内のある福祉事務所で相談員、いわゆるケースワーカーを実際に務められていた方からの手記をご紹介させていただきたいと思います。

昨今の生活保護のダーティーな報道がそう私たちに思わせてしまいがちなのでしょうか。

福祉事務所のケースワーカーさんっていうと、何となく血も涙もない冷酷な判断を下すお役人、ってイメージがつきまといがちですよね。

しかし、今回の手記を寄せてくださった方は、ご本人も複雑な家庭にお生まれになり、

高校卒業時にいったん就職し、三十代にしてようやく社会人入学が叶った大学で、

ご自身の生活困窮の経験から迷わず福祉を専攻され、さらに大学院で社会福祉士の資格を取得された方。

 

実際に学校を卒業されたご年齢の問題もあり、公務員試験は受けることが出来ず、

非常勤職員という身分で福祉の現場に入られ、日々悩まれて過ごされました。

よくいわれがちな「非情な」ケースワーカーの表情ではなく、どうすれば経済的、

人的、そして社会的な支援を要する人の支えになれるのか。

 

そんな彼女の優しさと仕事に対する葛藤や限界なども、行間に滲み出た内容となっています。

彼女の手記や、普段は余り語られる機会も少ないケースワーカーとしての本音から、

そのお仕事の狭間に、本当はどのような見えない問題や、

福祉の現場で働く人の悩みが隠されているのか、推し量ることが出来るでしょう。

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さらには、この手記から福祉の現場で働く人が、現実には何を見て、何を思っているのかを知ることで

これから生活保護を申請されようと検討されていらっしゃる方、すでに受給されている方にも、行政側から捉える「自立」とは何なのかを考えるひとつの参考にしていただけたらなあと愛理は思います。

離婚は決意したけれど、経済的な後ろ盾がない。人間である以上、やはり霞を食べては生きてはいけないものです。

そんな時、最後のセーフティネットになり得るのは「生活保護」。

ともすればスティグマ、つまり恥の烙印を押されてしまわれたかのように言われがちな生活保護制度ですが、

本来は憲法第25条に保障された生存権を言質するもの。

これからの離婚、そして新たに始まるご自身の大切な未来に向けて、

時に悩み苦しむかも知れないあなたにも、心あるケースワーカーであった彼女の

「生きて」という精一杯のメッセージが伝わればなあと、愛理は心から希っています。

今、この記事を読んでくださっているあなたに。

私は何よりこう申し上げたい「お願いします、あなたには何としてでも生きてほしい」と。
これまでさんざん離婚に関することで悩んでこられたであろうあなたに

「お願い、少なくとも呼吸だけはやめないで」と心から申し上げたい。

人間は本来、幸せになるためにこの世に生まれてきたのです。

だけど、社会の構造も人々の価値観もこれまでと大きく変わってしまった現代において、

本当であればもっと幸せに生きられそうな人たちが、実は一番世間の隅っこに追いやられている事実を、私はつぶさに見てきました。

人間、生きていてなんぼのもんです。言い換えれば、死んでしまったらもう本当に何も出来ません。

どんなに苦痛の中にあったとしても、人間である以上、何かひとつくらいやりたいことはあるでしょう。

もう死にたくなるくらいまで思い詰めて苦しんだあなたなのだから。もうこの際、他人にどう思われたっていいじゃないですか。

これ以上生きられないとさえ思っているあなたなら、せめてやりたかったことをひとつくらいは果たしましょう。

 

どんなチンケな願いだって、死にたいくらいに苦しいあなたであれば、もはやオッケー。

そして、もしかしたら、やりたいことのひとつでも実現が叶ったとしたなら…

今は絶望の淵にあるあなただって、意外と未来に希望を見出して次に踏み出せるのかも知れませんね。

実のところ私は、もっと生きてほしいあなたに対して、そううっすら期待もしています。

しかし最後の晩餐として特上の握り寿司を食べるにしても。

最後に見る景色として南太平洋の青い海を望むんだとしても。

どういう希望を叶えるにしろ、最後はカネです、身も蓋もないけれど。

逆に考えれば、生きていく上での様々な問題の殆んどはカネ次第で解決出来るのかも知れません。

こういうことは申し上げたくはないけれど、他人の心や愛だって、正直お金である程度までは「買える」のは誰しも実体験を通してご存知だろうと思います。

 

申し遅れましたが。私は都内のある福祉事務所に実際に勤務していた相談員、つまり元ケースワーカーの女性です。

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私自身、ワケアリの家庭に生まれ育ち、幼少期からずっとリアルな貧困に向き合わざるを得ませんでした。

決して学業が出来なかった私ではなかったけれども、本当にお金がなかったので、

当たり前のように進学するほかのクラスメイトを羨望の眼差しで眺めつつ、

高校卒業後は学年で唯一そのまま就職。ひたすら働いてお金を貯めて…念願だった大学への進学が叶った時、私はすでに三十歳を超えていました。

そういう私だったので、進学先では迷わず社会保障論を専攻し、

学生時代は生活困窮者の支援活動のボランティアにひたすら従事していました。

 

本当は卒業後、ただ苦しむ人のために働きたかったのですが、

学校を卒業した時に既にアラフォーだったオバサンの私には、ケースワーカーとして働くための公務員試験自体、年齢的な壁で受験資格すらない状況でした。

それでも福祉の仕事がしたくて仕方なかったので、ひたすらネットで調べまくった結果、

東京都の某区で福祉専門職の募集をかけているという情報を知ってそのまま応募となり、

書類選考、筆記試験、そして面接と流れて、最終的に採用が決まった四十歳の私は、都内にある福祉事務所の非常勤職員という身分で「相談員」として奉職しました。

ネットで検索すれば、今では生活保護受給の裏技までヒットする時代になりました。

 

ですから、専門的なことは敢えてそちらに譲らせていただくとして。
ここでは、元ケースワーカーとして福祉事務所で勤務経験を持つ筆者が、

現場で感じたことを雑談の形式でお話させていただきます。

そして同じ女性として。あるいは同じく幼少期から生活困窮を味わい、

進学すらも思うように叶わなかった経験者として、離婚の問題に悩む女性のあなたに、

どうしても避けては通れないお金の問題について、生活保護受給という立場からのお話が出来ればなあと思っています。

本当は私がお話したいことはいっぱいあるのですが、サイト記事の都合上、限りもあります。そこで、話としてわかりやすいように幾つかテーマを設けます。

《ケースワーカー的余談》福祉事務所の裏側ケースワーカーの本音

《本題・意外と知られていない生活保護の実際三つ》

本来はどんな申請も受理されなければならない
福祉がまず「助けたい人」と思うその条件の真実
他者にSOSを出せることもあなたの力でありひとつの勇気

とりあえずこういう柱に沿ってお話を進めます。
私の話よりもずっと優れたテキストは幾らでも存在します。

ここで多少なりとも生活保護というものについて興味を持っていただけたなら、

あとはそちらでさらに知識を深めていただき、ともすればスキャンダルとしての

不正受給ばかりが報道されてしまいがちな生活保護が、

本来は日本国憲法第25条に保障された国民の権利なのだということを今一度考えるきっかけに、多少なりとも繋がれば幸甚です。

そして何よりも私が強調したいことは、何度も繰り返していますが、人間なんて生きていてなんぼ、

のもんだという事実。死んでしまったらもう元も子もありません。

とりあえずカネがないのなら、手に入れたらいいじゃないですか。

働ければ一番望ましいでしょう。しかしながら生きている以上、どうしようもない、そんな場面に直面することは幾らでもあります。人間、誰しもそれぞれの事情はあります。万が一働けなければ、それ以外の手段でどうにかするしか窮状は乗り越えられないもの。

もうどうしようもないと思っても、一応、助けて!といいましょう。言ってみないと助かるものも気づかれずに助からないまま終わってしまいます。やってもみないうちからダメだって、そう決めつけることが一番マズいです。

生きる上では綺麗事では済まない部分もいっぱいあります。だからこそまずはカネです。

働けないほど追い込まれているなら、助けてもらってピンチを切り抜けましょう。それが出来るかできないかも、実はあなた自身の力です。

 

 

目次

《ケースワーカー的余談》福祉事務所の裏側とケースワーカーの本音

【ケースワーカーにも言い訳させて!知られざる福祉事務所の実態】

「生活保護の不正受給」と同じくらいネット上で取りざたされがちなネタはケースワーカーの「怠慢」だとか「窓口での不親切な対応」だとか。
生活保護のブラックなイメージをさらにダークにした「水際作戦」というものも、もはや普通の言葉になった感があります。
だけど…実際に福祉行政に携わっていた私から、言い訳をさせてください。

 

ケースワーカーはとにかく忙しすぎる!」と。
本来、人間の生き死にを扱う業務である以上、それなりの専門的な知識を要する熟練した職員が、

一人ひとりのケースに向き合いつつ、物心両面から手厚くケア出来れば理想なのですが。

 

実際には福祉事務所で働いている正規職員の多くは地方公務員試験一般事務職で採用された大学を出たての若手の主事(事務職員)。

その下に私のような非常勤職員(つまり身分的に非正規の職員。非常勤職員は普通、保健師、社会福祉士、精神保健福祉士等々の専門職が採用されています)といったスタッフ構成。言いたくはないのですが…実際に働いてみて福祉事務所のスタッフ構造にもかなりの疑問を感じました。

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【正規職員と非正規職員。福祉の現場にも格差、そして悪い風通し】

だいたい福祉事務所というものは役所でも最も人気のない部署で、

自ら望んで配属されたい職員は皆無に近い現実があります。

身分的にも主事(事務職員)でありながら、扱いは現業職と同等であり、

本来仕事に貴賤はないのですが、自身の役職で身分と給与が決定する公務員の世界においては、

綺麗事では語れない微妙且つディープな部分の話です。

 

大学を出たばかりのたいして専門性もない主事に、

正直幾らやる気と熱意があったにせよ、解決出来る問題の量はたかが知れています。

加えて、非常勤職員に幾ら専門職を採用したとしても、

福祉の問題に間違った解釈をする正規の職員に意見出来るほどの非常勤職員がそうそういないことは、火を見るより明らかな話です。

そういう福祉事務所内の人間関係の風通しの悪さが、

この問題をさらにネガティブにしていくイメージを私はずっと払拭出来ませんでした。

 

もっと困ったことには優れた人員の確保を言質に、役所には非常勤職員の雇止め規定があります。

やっと一人前のケースワーカーとして仕事をこなせるようになったころ、非常勤職員は退職。

 

フレッシュな人材の確保に役立つ雇止め制度なのでしょうが、実際には現場の混乱を招いているだけに私には思えて仕方ありませんでした。

 

【努力はしてるけど。ひとりのワーカーが担当する保護受給者数は平均百人!】

そういう素地のもと先に挙げたようにケースワーカーはとにかく忙しいのです。

一般的に正規職員が担当するケース(福祉事務所の支援を必要とする保護受給者)の数は平均百二十人程度。

ベテランとなると百五十人を超える担当を持たれるワーカーも存在します。

ちなみに、私が非常勤の身分で、担当地区の特性も何もわからないまま、

一年目に担当したケースの人数は八十人強。もうどんなにがんばっても、八十人のことを一人ひとり真摯に考える余力はありません。まずは状況によって変動するケースの保護費を毎月計算するだけでやっとです。

 

とはいっても例え大学を出て何もわからないまま配属された職場であっても若しくは

専門職でありながら派遣会社スタッフと同レベルの時給で、

仕事だけは正規職員と同じくらいやらされる非常勤職員であろうとも。

 

職業として一旦手にしたからには、どの職員も一生懸命がんばっています。

ネットで取りざたされるようなテキトーな意志の職員では、人間の生命を扱うに等しい生活保護業務はとてもこなせないのです。

ですが少ないケース担当で八十人。多いと百五十人の受け持ちを持たされているケースワーカーは、

もう本当に言い訳にしか聞こえないかも知れませんが本当に忙しくて忙しくて。

 

月初や月末は昼休みも返上して事務処理をし、合間に気がかりなケースを家庭訪問して生存確認。

 

【心病む受給者を支援するうちにワーカー自体がうつ病になることも】

さらにイヤなお話かも知れませんが。働けず収入の途が途絶えたケースの多くは、

特に精神的な疾患を負っています。ワーカーとしても誠意を以て、

特に配慮を要するケースに心ある対応が出来るよう努力はしているのですがたまたま病状が不安定だったのでしょうか精神疾患のあるケースからその対応をなじられてトラぶってしまう若いワーカーも多く存在します。

 

確かに、若過ぎるワーカーも職業人である以上…

「私は職業人としての経験が浅いです、精一杯がんばってはいますがこの程度のフォローしか出来ません」と、

そんな言い訳に終始してはならないのは当然です。

しかしどう考えてもケースから無理な要求を突き付けられて、

それは認められないと答えれば窓口で逆上され、ひたすら事態の収拾に追われるワーカー。

 

半年前までは大学生だった彼らにそれがどれだけの激務なのかは説明するまでもないでしょう。

精神疾患のあるケースからなじられてトラブルを重ね、自身もいつしかメンタルを病んだというワーカーも現実にはかなり多いのです。相手を大切に思えば思うほど制度の壁、自分自身の職責の限界を感じるケースワーカーの職務。

実をいえば私もケースに少しでも真摯な対応をしようと、がんばり過ぎた結果バーンアウトし、

うつ病を発症してしまって、それで福祉事務所を退職したのです。

精神障害者だけではありません。知的な障害がある人や認知症のお年寄りなど、

コミュニケーションを取ることすら難しく、どうにかラポール(ここでは基本的な信頼関係を構築すること)こそ取れても、今度はワーカーからの指示指導をケース自身が理解出来ないケースに遭遇することは日常茶飯事。

そもそもがもう家族などの協力が得られず、社会的に孤立してしまったからこそ生活保護を受給せざるを得ない人たちです。

併せて心身に重い障害を負っている状態であれば、支援する側にしても日々苦悩しか積み重なっていかないことは、ここまでワーカーとしての手の内を明かせば、多少はその苦労を皆さんにもおわかりいただけるのでしょうか。

【それでも皆さんの自立支援に尽力したいワーカー。相談の前に必ず連絡を】

そういう状態なので私たちワーカーとしても、自分の職責を果たし、少しでもケースの皆さんのいろいろな側面からの自立を支援し、それなりに皆さんらしい人生が送れるようにお手伝いしたいとは思っています。
言い換えるならば、そうでも思い続けて自分をインスパイアしないと、職業としてのワーカーという仕事はとてもじゃないけれども続かないくらいに厳しいのです。

だけど私たちも本当に忙しくていっぱいいっぱいです。
担当しているケースの数を平均的に百人だとして。それも身を立てられるほどの仕事は出来ないほど病弱で、

あるいは障害があったり高齢だったり、そういう状況でさらには運悪く社会の隙間に落っこちて、家族や友人の力も借りられず孤立している状況の中にある百人。

お一人おひとりをもうどのように支援するのか。私たちワーカーも日々苦悩し続けています。

それでも、予め皆さんからのアポイントがあれば、こちらだって精一杯のことはさせていただきます。

 

私たちワーカーはとにかく皆さんの自立に向けて微力ながらも尽力したい。そういう思いでないと仕事として成り立ちません、それくらいワーカーも思い悩んでいます。

そう、アポイント。予めお約束いただければこちらだってもっといい対応を、ケースの皆さんに提供出来るのかも知れません。
ケースの皆さんにご提案。生活保護に関する相談に来られる場合、

事前に福祉事務所宛て電話をください。事前に皆さんの来所の予定がはっきりしていればきっと、多忙過ぎるゆえに「塩対応」してしまいがちな私たちワーカーも、もうちょっと皆さんのための時間をとって、もっとよりよい心ある対応が出来るのかも知れません。
専属アドバイザーが解決する相談所はこちら

《意外と知られていない生活保護の実際》

本来はどんな申請も受理されなければならない

【意外と知られていないけれど。法律上全ての保護申請は受理される】

昨今の加熱しがちな生活保護不正受給から転じて、

殆んど都市伝説化したかのように「生活保護を申請しても大抵の場合窓口で追い返されてしまう

という説がもはや一般化しています。

 

よく聞く言葉のひとつに、生活に困窮し、悩んだ結果…勇気を振り絞って生活保護を申請しても、

窓口を担当する職員が難癖をつけて申請書を受け取らないとされる「水際作戦」というのもあります。

 

あるいは、申請書の様式自体窓口でもらえなかったという説もまことしやかに流れています。
残念ながら、そのような例も実際にはまったくないとは言えないのでしょう。

しかしながら。そういう行為がもしも本当に福祉事務所で行われたとしたら、

それらはすべて生活保護法第二章7条「申請保護の原則」に違反します。

 

申請保護の原則」とは、言い換えるならば生活保護は申請によって始まるということ。ついてはそこを言質に、生活保護を受けたい旨の申請がなされたら福祉事務所はどのような場合であっても受理だけはしないといけないということ。

あくまでも受理、なので。それが保護受給の決定を確約はしませんが、

少なくとも相談も受け付けず申請も受け付けず追い返す、みたいなことはあり得ないということ。

わかりやすく表現するならば、必ずしも保護が開始すると決まったわけではないけれども、

保護を受けたいという申請についてはいかなる場合であろうとも福祉事務所は受け付けて、

そこから保護開始の可否を判断するために必要な調査をしますよ、ということなのです。

 

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【まずは基本。どんな時に生活保護は申請出来、申請後はどうなるんだろう】

皆さん、意外とご存じありませんが、確実に生活保護を申請するために必要な要件は次の二点のみです。

■今、とにかく手持ちの現金がなく生活に困窮している
■速やかに現金化出来る財産を素有していない

*持ち家がある、車を所有している、借金がある…みたいな場合でも、または真逆に、現時点で住民票がなく住所地が定まっていないホームレス状態であっても(現在地保護の原則)、手持ちの現金がなく、且つすぐ現金化出来る財産を所有していなければ、生活保護を申請することだけは出来るのです。

 

考えてみれば、不動産や車は必ずしもすぐに売却出来る財産とは限らず、

生活保護申請を検討するくらいの状態なのであれば、借金だってもう返済のめども立たず、すでに散々追い込まれている状況でしょう。

実際に生活保護を開始するにあたり、受給の可否を決定するために申請を受理してから

福祉事務所は14日(特別な場合に限り30日まで調査期間を延長することが認められている)以内に必要な調査を済ませて、

申請者に保護を開始するか否かの決定を出すと定められています。

 

つまり、実際に保護を開始するまでには、いずれにしても徹底的且つ厳密な調査は行われなければならず、

結果、本来は不正受給などあり得ない(過剰な報道こそなされていますが、実際に不正受給が起こる割合は全体の0.4パーセント程度です)わけで、

だからこそ申請に限ってはどういう場合であっても福祉事務所は受け付けなければならないわけです。

 

 

【極論口頭でもいい。大切なのは保護申請の意思をはっきり示すこと】

生活が困窮する人の背景は、場合によってはもう本当に悲惨で、

なぜこういう人が今まで誰にも助けられることがなかったのだろうと思うようなケースも枚数に暇がありません。

そういう状況にあって福祉事務所によって若干の違いはありますが、

一般の人でもその様式を見たら??と思ってしまうような難解な保護申請書を、

自分の力だけで完璧に記載出来る申請者のほうが余りいないのが本当のところです。

 

ましてや、保護を申請する人の多くは心身に何らかの障害を負っています。

障害の程度によっては、文字の読み書きが困難だったり、

字は読めても申請書の内容を理解出来なかったりすることだって多いのです。

 

そういうことも踏まえて、本来、生活保護の申請にあたっては、

 

申請する本人がはっきり「生活保護を申請します」と言葉で表明しさえすれば、口頭による申請受理も認められています。

 

あるいは病気等で実際には福祉事務所に出向くことすら出来ない場合もあるでしょう。

そのような場合には役所からケースワーカーを訪問させてお話を伺い、

 

申請したいあなたの意思確認を取るという方法も認められています。

*字の読み書きが出来ない、あるいは申請書の内容が理解出来ない申請者の場合は、

福祉事務所職員が本人から聞き取り調査をしつつ記載する、というのが原則です。

 

しかし、別の項でお話した通り福祉事務所職員は極めて繁忙であり、

または必ずしも申請者本人のいうことを正しく記載しているという確認も

当人は出来ないこともあり得る手前、実際には生活保護受給者を支援する団体のボランティアが

 

本人の相談に乗りつつ、少しでも受給が実現するような申請書を一緒に作成することが多いです。

 

【ベストは申請時に支援団体の力を借りる、ムリでも誰かに同伴してもらう】

当然ながら、障害の有無に拘らず、一般的にはあまり知られていない生活保護の申請と

受給後の生活についての相談は、支援団体はたいてい快く引き受けてくれるものです。

支援団体で活動するボランティアの中には、実際に保護を受給して生活再建を目指しておられる方も多く、リアルな「先輩」の意見はあなたの未来を支えてくれる部分も多いかも知れません。

全国にいろいろな団体はありますが、全国組織として有名なのは「全国生活と健康を守る会連合会」(略称「全生連」)。

全国的な組織でありながら、各自治体にそれぞれの単組の「生活と健康を守る会」(略称「生健会」)を有し、地域のニーズにあった支援を行っているのが特徴です。

おかしな話ですが、それでもやっとの思いで出向いた福祉事務所の窓口だというのに、

担当者は訴えすらまともに取り合わずにお引き取りください、みたいな対応がなされたという話は実際に聞きます。

 

むろん、それらは上記に挙げた通り違法なのですが、そういう場合も支援団体のスタッフを同伴して改めて出直したら、渋々ながらも申請を受理したということも多いのです。

しかし幾ら保護申請についてのノウハウがあり、場数も踏んでいる支援団体のボランティアの同伴が心強いとはいわれても、やはり自分のデリケートな内情を全て曝すのは苦しい、そんな声も実際には聞きます。

それでも、ともすれば役所のほかの部署に比べて、かなり異様な雰囲気の漂う福祉事務所で、あなたひとりだけでうまく交渉や折衝が出来るという確証はありません(むしろ、雰囲気に呑まれて引き下がらざるを得ないことのほうが多いです)。

少なくとも、この際友人や知人、使えそうな人脈は全て頼って、ひとりっきりで申請に出向くのはやめましょう。

緊張の余り、肝心なことが窓口の担当者に訴えられないで終わってしまうかも知れません。仮に、その場はいったん帰宅することになってしまったとしても、同伴者がいるのといないのとでは、その後の対策が自ずと違ってくることは必然です。

 

【生活保護の決定開始には要件がある、しかし保護の申請に制限はない】

残念な話ですが。「ケースワーカーの本音」の項でお話した通り、福祉を担う担当職員であっても、現実には大学を卒業したばかりの社会の複雑な仕組みを、ただ机上の学問で学んだだけの人材も少なからず存在し、

困り果てて福祉事務所を訪れた困窮者の話を、うまく受け止めることが出来ずに、事態の深刻さがわからなかったとして受理しませんでした…という事実が現実にあることも否定は出来ません。

その点については福祉事務所職員ももっと自己の職務について、さらなる研鑽を積まねばいけないであろう部分ではありますが。
ただ皆さんにも本来は生活保護の申請自体はいかなる場合にも受理されるべきもので、

 

生活保護開始の要件は

1. 手持ちの現金がなく困窮している  

2. 直ちに現金化出来る財産を所有していない

の二点のみなのだということだけは覚えておいていただきたいのです。

 

当然ですが、実際に保護が開始されれば、ルールに則って処分出来るものは現金化し、頼れる親族等があれば援助をお願い(あくまでも「お願い」であり絶対ではありません)し、そのほか徹底した節約と生活再建への努力を実行してもらわねばなりません。

しかしながら。本当は救われるべき人が助からないような生活保護制度であれば意味自体ないのですし、

どのような場合であっても申請自体は受け付けてもらえるんだよということは知識として覚えておいてください。

 

実際にはどのような申請の仕方が効果的なのかについては、続いて「福祉が助けたい人の条件の真実」としてお話したいと思います。

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《意外と知られていない生活保護の実際》

福祉がまず「助けたい人」と思うその条件の真実
【ワーカーだって感情を持つ人間。そして保護費は施しでもお恵みでもない】

「生活保護 申請 コツ」とネットで検索してみて、よくありがちなのは。
裏ワザとして「生活保護の申請時や、決定後も福祉事務所を訪れる際には

なるべく汚らしく且つみすぼらしい恰好で行け」とありますが、元ケースワーカーの私に言わせればこれは百パーセント「ウソ」です。

だいたい、他人にお願いをするというのに、わざと汚いみすぼらしい姿で出向くという根性自体、

人生の方向性としていかがかと思ってしまいます。
確かに保護費は皆さんからの税金。いっぱい持っている人から良識の範疇で徴収し、

現時点で最も必要な人に分配するのであり、決してワーカーの個人的なヘソクリから「施し」するのではないのです。

 

しかし、それでもあなたはワーカーを通じて見知らぬ多くの人から助けていただくのであり、

ワーカー自体なんだかんだ言いながらもあなたを支援するために、時間を割いて調査をし、正確な保護費を慎重を期して計算しています。

 

「それがお前らの仕事だろう」なんて、間違っても口にしないでください。あなたをどうにか助けたいという強い想いはあるのです。

私たちワーカーも人間なので、もしもあなたがそんな発言をしたら、それを暴言と捉えてしまわないとも限りません。

 

通常の保護費(生活扶助、住宅扶助、医療扶助等)以外にも、例えば電化製品が壊れた、遠隔地に住んでいた親が亡くなって多額の交通費が必要になった…等々、突然予想外の出費が発生することは起こり得ます。

そんな時は別途福祉事務所に必要経費として申請することになるのですが、そんな不慮の出費についての緊急扶助(生業扶助、葬祭扶助、出産扶助等)が、福祉事務所にスムーズに受理されるか却下されるかはやはり、普段のあなたの姿にかかってきます。

繰り返すようですが、私たちケースワーカーも人間です。確かに、支援を要する皆さんに適切な援助を提供し、時に指導をし、少しでもその人らしい自立を目指していただくのが私たちの職責であり使命ではあります。

でも、あくまでも支援であり援助です。保護費を受給する皆さんに決して「施し」ているわけではないので、そこは理解してわざとらしく同情を買うような素振りはしないでください。担当するケースに対し、私たちワーカーが日々チェックしている部分は実はその辺りです。

 

【あなたに対してケースワーカーがチェックする真実の部分とは】 

そもそも、保護費の中心を占める「生活扶助」のなかには、予め被服費が含まれています。入院を要する時には、申請いただければ日用品代とは別に寝間着代も支出します。

就労を目指して面接に出向くことが決まれば、これも仕事の内容によってふさわしい服を買うための費用を認めています。ケースが申請しないと勝手には出せませんが、福祉事務所だって皆さんが最低限の整容が出来るだけの衣服代は支給しているのです。

それを、例えば敢えて季節に似つかわしくない服装をされている場合、あるいは一日中寝間着としか思えない姿で過ごされているケースに対しては、穿った見方ではありますが、本来福祉事務所が被服費として支給している扶助を不正に運用しているとして、私たちワーカーも余計な調査をせざるを得なくなります。

なぜなら、保護費を不正受給されることのないよう常にチェックすることも私たちの本当に大切な仕事のひとつだからです。

繰り返します。私たちがケース、つまり生活保護受給者に対してチェックしている一番の部分は、そういう意外と皆さんが見落としがちなところです。

【あなたが信頼し好意を寄せる人物像=ワーカーが何とか助けたくなる人】 

申請前のインテーク相談や、実際の申請を行う場合にも、着飾る必要は全くありませんが、せめてなるべくお洗濯した服を着て、女性であれば最低限のメイクはして髪をまとめ、男性であれば寝癖は直して髭くらい剃りましょう。

最初の相談を受け付ける時に、私たちは相談者に対し「この人は保護費をきちんと運用出来るかな、決まった金額でそれなりに自立した生活がなせるのかな」と、そこを一番観察しています。

保護費を受給しても一日で浪費したとか、(あってはなりませんが)ギャンブルで「スッた」とかであれば、それは支援しても無駄だとして、ルールに則って保護費を返還いただくしかないからです。

そこを踏まえて、第一印象が肝心です。あなたが誠実だと思う誰かの姿を真似ましょう。あなたが信頼出来る人の姿が、私たち福祉事務所職員の心証のいい人、つまり私たちが何とか助けたくなるひとです。

【相談者にとって最善の途を支援したいから。申請時に嘘はつかないで】 

同じように、質問されたことについては正直に答えましょう。私たちは相談者に対し、この人にはいったいどういう支援が必要なのかということを第一に考えつつお話を伺っています。

相談者のご事情次第では、必ずしも生活保護を受給することだけがその人のプラスにならないこともあります。

もしくは、保護決定を目論んであからさまなウソをつかれても、こちらもたくさんの方にお会いしている経験上、ほぼ正確にこれは怪しいよなと見抜いてしまっています。怪しい部分がある場合については徹底的な調査もしています。

過激な報道こそなされているものの、保護費の不正受給事件は現実には全体のたった0.4パーセント以下。その範疇で抑えられるくらいに調査は慎重かつ厳重です。

ウソをついていたことが調査の段階で判明した場合、いうまでもなく申請は却下されます。

仮に申請が認められた場合であっても、慎重な調査を行うということはそれだけ多くの時間を要し、決定がなされるまでに無駄な時間がかかってしまう結果に繋がります。

福祉事務所からもブラックリストに挙げられてしまい、不利にはなることはあっても何ひとつあなたには有利に働きません。

*よく聞かれる「親族への扶養の可否確認」の話ですが、もしも相談者が虐待をされていた、DV被害者だったなどの場合は、最初の相談の段階で私たちにお伝えください。あなたの身の安全が第一です。あなたへの加害が懸念される相手に対しては、福祉事務所も一切の調査は行わない配慮をしています。

同様に、ほかにも何か特別な配慮を要する場合や、本当に手持ちが一切ない場合もお話しください。

場合によっては「一時扶助申請書」という書類を記載していただいた上で、保護の決定がなされるまでのつなぎ資金をお渡しすることも出来ます。

 

【スムーズで確実な申請受理を進めるために。これらがあればベスト】 

きちんとした態度で困窮に至った経緯を説明し、自立のために今日保護を申請したいんだという意志を示されたら、福祉事務所だって精一杯あなたを後押しせざるを得ません。

実のところ、申請書には「生活保護を申請します」という一文とあなたの住所氏名、そして申請日が明記されている以外に仕様の要件というものはないので、パソコンのワードが使えなければそれこそフリーハンドで構いません。

ご自身で申請書を作成して福祉事務所にお越しください。場合によっては福祉事務所専用の様式にもう一度記載いただく場合もありますが、少なくとも本当に保護を申請したいんだという、そういうあなたの意気込みはものすごく伝わります。

 

*そのほか、こんなものが揃っているとスムーズな申請に繋がります。

・印鑑
・免許証、パスポート等写真のついた公的機関発行の身分証明書
・記帳済の預金通帳(口座がある金融機関すべてのものが必要。ネット銀行については取引の内容が証明出来るもの)
・賃貸借契約書
・就労している場合、直近3ヶ月分の給与明細
・公共料金の領収書
・保険証

ケースによっては病気等で就労が不可能だとわかる診断書、各種障害者手帳、介護保険の利用がわかるもの、

不動産登記証、現在の負債の状況等も必要になります。

それらは後日提出いただくこととなりますが、とりあえず上記 1) ~7) までのものが揃えば、

福祉事務所はあなたの申請に基づいて実際に保護決定に必要な調査を開始することとなります。

《意外と知られていない生活保護の実際》

他者にSOSを出せることもあなたの力でありひとつの勇気
【最後はカネ。上から目線な他人の同情なんかでは飢えも寒さも凌げない】

大昔から「他人に迷惑をかけないこと」が、真っ当な社会人の条件であり、ついては日本人の美徳だとされることが当たり前のように語られてきました。
だけど、冷静に考えてみてください。

あなたが離婚を考えるまで追い込まれ、悩み続けてきた事実を、いったいどれだけの人が汲んでくれたのでしょうか。
こうやって、いざ人生をリスタートすることになっても、誰かあなたに黙ってお金をご用立てしてくれたでしょうか。あるいは、だれかが安定した仕事を斡旋してくれたでしょうか。

世間は、自分の立ち位置を守るためだけに他者を陥れ、後ろ指を指したりはしても、肝心な時にこそ一切あなたを無視し、ただ上から目線で同情の言葉を投げかけるだけです。

かつて一世を風靡した子役も今やバツイチの本格的女優さんですが、まさに「同情するならカネをくれ」。

 

まあ、彼女のように素敵な男性と人生を再スタート出来るならまだしも、そう出来ないあなたはただこのまま苦しみ続ける、で果たしていいんでしょうか?

若しくは幾ら男女同権の世の中であっても、一旦キャリアを手放した女性が再び身を立てられるほどのインカムを得るまでは茨の途が待ち受けています。
正直に言うと、今は例えば新卒の若い男性であっても、必ずしも彼が大学で学んだ知識や身につけた資格を活かせる職に就けないことのほうが多いのです。

「食べていけるだけの収入を得られる仕事」という椅子自体本当に限られているのに、ともすれば私たちは過剰なまでの競争を、幼い時から強いられてきました。

これら幾つもの事柄が複雑に絡み合って、あなたの問題をさらに困難にさせています。

あなたの苦しみはいわばダメ・スパイダルとなって、本当は誰よりも助かるべきあなたがともすれば

「生活保護をもらうことは恥ずべきこと」というスティグマ(社会的恥の烙印)を回避したいがためだけにしなくてもいいガマンを背負い込んでいくのです。

【肉体的恥と精神的恥。まずは身体から救ってメンタル的苦痛を乗り超える】 

だけど、あなたを何の根拠もなく気分で傷めつける連中と、あなたは仲よく接したいんでしょうか。そんな奴のことなんか、もうどうでもいいじゃないじゃないですか。

結論からいいます。社会からスティグマを捺される精神的な苦悩と、お金がなくて食べるものも食べられない、具合が悪いのに満足な治療が受けられない…みたいな身体的な苦痛であれば、まずは保護費を真っ当な手段を以て受給し、カラダの苦痛から逃れてください。

昔も今も「健全な精神は健全に肉体にこそ宿る」のです。身体からしてボロボロであれば、もう本当に何も頑張れません。やりたいことも出来ません。

同じ苦しみであれば「生活保護受給は恥」だと、あなたのことをともすれば無責任にひどい言葉で非難する、本当は心が狭くて他人が自分よりちょっとでも得をする(ように思える)ことが一切許せない幼稚な人間を、いつか、いつの日にか見返しましょう。万が一飢えで大切な生命を失ってしまったら、あなたは彼らの無責任な言葉の暴力に殺されたも同然です。

【最後にあなたを救えるのはあなた自身だから。SOSを出せる勇気を持とう】

だいたい、彼らはあなたのことを無責任に批判はしても、だからといってあなたに何かしてくれるわけではなく、ましてやあなたが生命を失っても、反省するでも、泣いてくれるわけですらないのです。

あなたを守れるのは、ただあなただけです。
本当にどうしようもなくなったら…いや、完全に行き詰まってしまったら、それだけ回復も遅れてしまうから。

つらくなって弱り切ってしまう前に、誰かにSOSを出せるひとであってください。SOSのひとつが、生活保護の申請です。覚えておいてください。
あるいは本当のところあなたが生きていても死んでしまっても、世の中は何ひとつ変わらないし、何か不便なことや困難なことが生じるわけではありません。

もし、あなたのせいで社会がどうにかなってしまうんだとしたら、それはよほど政治家が怠惰なのであって、絶対にあなたのせいじゃない。社会はそういう性質のものであり、あなたは社会の中でひたすらちっぽけです。

だからこそ、死んでしまう選択をするくらいなのであれば、生きてください。
あなたが生きていて、迷惑なことは本当な何もありません。

日本人の美徳がただあなたが死ぬことに直結するだけなら、そんな考え自体本当にくだらないとさえ言えます。あなたを苦しめるだけの社会的規範なんかより、あなた自身のほうが余程大切です。

本当につらくなったら、助けてといいましょう。もしあなたが栄養失調で餓死しても、あなたの亡骸が発見されたニュースに、かつて苦しいから助けてと訴えるあなたを笑った人々は「助けも求められなかった弱い奴」と鼻で笑うだけです。

残念だけどそんなものだから。だったら生きたい、幸せになりたいという生きものとしての本来の欲望に素直になりましょう。助けてと叫んでいいのです。どうしようもなくなる前にSOSを出す一つの手段として生活保護を申請出来ることはあなたの勇気です。

生きること、例えどんな状況になっても生き抜くことは、もうそれだけで意味があるのです。

 

【もはや生きていることが全て。下らないプライドなら捨ててしまえ】

あなたはそれでも真面目で四角四面な性格なのかも知れませんね。私の想いに納得出来なければせめてこういわせてください。

下らないプライドは捨てて、生き延びてください。あなたをバカにする人たちをいつか見返せるくらい、いつの日かあなたは幸せになってください。ダメな奴という烙印、いわゆるスティグマをあなたを粗末に扱う世間に向けて、いつかつきつけて返納しましょう。助けを求められるという行動力もあなたの勇気です。

離婚成立まで漕ぎ着けた、あるいはあともう一歩という状態にあるあなただから。最後の最後まで勇気を持って貫き、幸せになる権利を遂行しましょう。
真の幸せは金銭的に豊かであることでも、世間的に羨望の眼差しを得られる職を得ることでも、ステキな彼氏がいることでも可愛い子どもがあることでもないです。

それらはともすれば、大切なはずの自分自身と他者と比較したくなる原因の温床になってしまいがち。他人と比べるから、自分が惨めになるのです。だったら比べるような原因に結びつく「リア充」を追求することよりむしろ、あなたはあなたであり続けましょう。

【黙って耐えることは美徳じゃない。それはただ苦しみという現実からの逃避】

あなたにとっての「人生最大の幸せ」が存在するとすれば、それはきっと等身大の自分を受け容れて、他人と大切な自分を比べることなく、最初から最後までただ「あなた」を貫き通すこと。

他人に笑われても、後ろ指を指されてもいいじゃないですか。後ろ指を指されても血は出ません。だけどご飯を食べなければ死んでしまいます。

 

だから、そのために、安定した食費そのほか日常にかかるお金をもらうためだけに、あなたは生活保護を申請するのです。ほかに意味なんかないのです。
苦しいのに、黙って死んでしまうことなんて美徳どころか、はっきりいえば本当に弱い姿なのです。

それは苦しいという現実からの逃避だからです。いずれにしてもあなたが無責任なギャラリーから後ろ指を指されることから逃れられないんだとすれば。保護を申請して福祉のお金を受給してでも生き抜いてやりましょう。

rikonnmonndai

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まとめ

これまで福祉事務所の裏側から、実際に業務にあたるケースワーカーの異様とも思える多忙の実態と意外と知られていない本音。そして、それらを踏まえ、私たちワーカーが保護を申請され受給される皆さんに対して本当は何を想い、何を望んでいるのかをお話してきました。

最後になりましたが、私からの雑談を今一度順序に沿って整理し、まとめてみたいと思います。

1. ケースワーカーは非常に多忙であり、その業務は本当にハードである。
よりよい話し合いのためにも福祉事務所に出向く場合は必ず事前に連絡しよう。

2. 意外と知られてはいないが、本来、全ての生活保護申請は受理されることが法で定められている。

3. 基本知識その一。生活保護の申請が受理され、開始が認められる要件とは
■手持ちの現金がない
速やかに現金化出来る財産を所有していないの二点のみ。

それ以外は調査の折、あるいは保護が開始されたあとに、担当ワーカーの指導の下何とか解決出来ること。

4. 基本知識その二。申請後14日(よほど特別な事案に限り30日)以内に、実際に生活保護を開始するか否かの決定がなされる。
いわゆる申請がなされてもそのまま放っておかれる…みたいな説はウソ(あるいは相談しただけであなたの申請の意思がきちんと示されていない)。

5. だからとにかく「生活保護を申請します」とはっきり意思表示することが一番大切である。
口頭でもいいからとにかく申請の意思を明確に示す。

6. 万が一身体の障害や傷病が原因で福祉事務所に出向けない場合は、ケースワーカーに来てもらっての申請も認められている。

7. 生活保護申請はどんな場合でも受理されるのが大義名分。
しかし現実にはノウハウを持っている支援団体の力を借りるのがベスト。
福祉事務所特有の雰囲気に呑まれないためにも、少なくともひとりで申請に行くのは避けよう。

8. 生活保護はあくまでも自立のための制度である。
憐れな人間への「施し」でも「お恵み」でもない。
わざと汚い恰好、みすぼらしい姿をしてケースワーカーの同情を買うな。
ワーカーはまずあなたが保護費をきちんと運用して自立出来る人間かどうかをチェックしている。

9. 福祉事務所ではあなたの身の安全を第一に考えている。
DVなどが懸念される場合には必ずしも身内へ扶養の可否を尋ねるための連絡はしない(親族からの援助は努力目標であり、絶対の条件ではない)。

10. まずはあなたへの一番ベストな支援の在り方をワーカーは考えているから嘘偽りは避けてありのままを話してほしい。
保護決定以前に使える制度もあるので、それらを決定する判断材料としても真実を打ち明けてほしい。

11. 書式に特に定めはない。
自分で必要事項を記載して作成した申請書を福祉事務所に持参するのも申請への強固な意志を示す有効な手段である。

12. 人生は綺麗事では済まないもの。
プライドが傷つくことを恐れて耐えることは美徳でも何でもなくただの苦しみからの現実逃避でしかない。
今、あなたが困窮しているのなら、直ちにSOSを出そう。
生活保護の申請は、現状を打破するひとつの手段だといえる。


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