
夫から心が離れてしまった経緯
私は31歳の専業主婦で5歳と3歳の息子がいます。元旦那は2歳年上の33歳で公務員をしていました。結婚した頃はそれなりに夫婦仲は良かったと思いますが、子供ができて夫婦仲は悪くなっていきました。
私の言い分になってしまいますが、まず元旦那があまり子育てに関与してくれなかったことが大きかったと思います。自分自身も初めての育児でいっぱいいっぱいになってしまっていたのもあり食事の準備中ですら子供の事を見てくれず包丁などを触ったり危ないにも関わらず元旦那は全く無関心であり自分の趣味に没頭し、そういった積み重ねにより元旦那を愛する余裕もなく心が次第に離れていきました。
離婚への葛藤
元旦那から心は離れてしまったものの、子供もいましたしそんな事で離婚をして良いものだろうか、世の中の夫婦は心が離れてしまってもそれなりに毎日暮らしている人もたくさんいるのではないのか、そういった葛藤に悩まされながら暮らしていました。
しかしこれは私の性格の問題でもあったと思いますが、一度心が離れてしまった相手と毎日一緒に暮らすのはとても苦痛でした。今まででしたら、もう気をつけてよの一言で済んでいた元旦那の行動がだんだんストレスになっていき嫌な部分ばかりが見えてしまうようになっていきました。そうしてやはりこれ以上一緒にいるのは無理だと思うようになり離婚を決断しました。
結婚より大変な離婚
今の世の中3人に1人ぐらいの割合で離婚をしているというデータがありますが、離婚は結婚に比べて想像以上に大変です。特に子供がいればさらにそのハードルが高くかなりの労力が必要になってきます。私はまずは夫婦で話し合う協議離婚という形をとりたかったので元旦那に離婚の意思を示しました。
元旦那の方もすごくびっくりしたと思います。けれど、私は全くやり直すつもりはなかったですし、子供が障害を抱えている事で元旦那は子供を毛嫌いしていましたしあっさり離婚に応じてくれました。私の場合は離婚の事で揉めるという労力よりかはさまざまな市に対する手続きなどがとても労力が必要だったような気がします。
離婚後の幸せ
離婚した当初は実家に戻り親に子供を見てもらいながら仕事をするという形をとっていましたし、その後の再婚はあまり考えられずにいました。しかし離婚前の精神不安定な状態に支えてくれた方とよく話し合い、一緒に暮らす事にしました。
子供の障害の事で元旦那とはよく喧嘩になったので、ちゃんと相手の方にも全て話しましたが、障害は私が悪いわけではないんだからと言ってくれてすごく嬉しかったです。結婚生活は相手によって自分自身も相手も変わってしまうものだと思います。
結婚して夫婦になると今までの事が当たり前になってしまいますが、親しき仲にも礼儀ありということわざがあるように、本当にその心はいつまでも結婚して何年たっても必要だなと今実感しています。
子供を欲しがっていた夫なのに育児にはかなり消極的なので私は決断しました。