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精神疾患のある夫との離婚する方法とは?法テラス【後編】離婚レスキュー愛理のプロフィール

【旦那・妻の浮気】旦那・妻が怪しいと思った時、探偵事務所の浮気調査にかかる費用を安くする方法

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弁護士に相談し、実際の提訴に至るまで

【同世代の女性弁護士に離婚後の私自身の未来を励まされて】

予約していた法テラスでお会いした弁護士は、おひとりで都心に法律事務所を構えているアラフォーの女性の先生でした。

はじめこそ緊張していた私も、自分と歳の近い女の弁護士さんということで、次第に打ち解けて話が出来るようになりました。
同じ年頃の女性の先生は、こうおっしゃいました。

…愛理さん。あなたはきちんと旦那さんとのことにもけじめをつけて、一日も早く人生をやり直すべきですよ。

あなたが制度を使って人生をやり直し、真の意味で自立を果たして…誰のためでもなく、ご自身のために生きていけるように。
私も専門家として精一杯支えていきます。大丈夫ですよ。

そして、そのために存在する法テラスなんですよ…。
そういう先生の言葉に、私は箍が緩み、張り詰めていたものが解けていく思いでした。

もう…あとちょっとで泣いてしまいそうなくらいぐっときて。
同じ世代の女性同士として、先生が私のことをまるで古くからの友達みたく「愛理さん」と呼んでくださることも、かなり緊張をほぐしてくれました。

まあ、もともとはファーストネームで呼ばれるのは馴れ馴れし過ぎる感じで好きじゃない私なんですが。

それでも、先生が私を下の名前でお呼びくださることが、まるで私の心に寄り添って支援してくれているみたいで。
妙に心強かったことを記憶しています。

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こちらです・左

【弁護士費用を立て替えてもらうために。私が利用した法テラスとは】

実際に先生にご依頼し、私の代理人として事件を受任していただくために。
法テラスの民事法律扶助の援助、つまり弁護士等に事件をお任せするための費用を立て替え払いしてもらえるかどうか。
私は自身の住所地を管轄する法テラスに申請、申し込みをし、援助決定のための審査を受けることとなりました。

詳細については法テラスのホームページ等を見ていただくとして。

法テラス公式サイト
http://www.houterasu.or.jp/index.html

ここでは簡単に法テラスとは何なのか、触りだけお話したいと思います。

法テラス(正式名称「日本司法支援センター」)とは、平成16年6月に公布された総合法律支援法に基づき、平成18年4月に設置された法務省管轄の独立行政法人。

例えば…法的なトラブルに巻き込まれたけれども、どこに相談したらいいのかわからない。
経済的な理由で弁護士等の専門家に相談が出来ない。

そういう多くの困っている人々の相談窓口及び扶助等の支援を行う機関。

無料若しくは極めて安価で専門家による法律の相談を受け付け(法律相談援助)、必要と見做された場合には審査の上専門家に代理人として民事事件の法的手続きを行ってもらうための費用を立て替えてくれます(民事法律扶助制度)。

法テラスの援助(費用の立替え)要件は、
申込者の資力が乏しいこと(家族構成等で資力の基準が異なります)
可能性としてそれなりに勝訴もしくは和解が見込めること
その他、民事法律扶助の趣旨に適すること

重度の身体障害者であり、援助の申込み当時、子宮頸がんと脳梗塞の後遺症のため、殆んど働けずに障害年金や手当でどうにか切り盛りしている状況だった私の場合、審査の結果、生活保護基準相当とされて特別な問題もなく、代理扶助、つまり弁護士費用の立替えが決定。

【民事法律扶助制度を利用し代理人として弁護士を選任。家裁に離婚提訴】

そのまま、先に相談した例の女性の弁護士の先生に依頼(選任手続)しました。

身体が不自由な私の場合、夫の住所を管轄する家庭裁判所への出廷が難しいと思われたので、特例措置として私自身の住所地を管轄する家裁への提訴を認める旨の申立てもしました。

それも私に代わって先生が手続き。
裁判で必要な戸籍謄本などの書類も、本籍地の近くには実際に夫が住んでいるため、自分の身の危険を感じることもあり、先生が私の代理人として取得してくださいました。

まあ、自分で取れる書類などは当然ですが私自身の手で取得。
書くことを厭わない私は陳述書も自分で作成しました。

当然ですが、専門家である先生に代わりに作成してもらうことも認められています。

広汎子宮摘出術を受ける直前、入院中の病院から私は先生を通じて。
病気の夫を、家庭を顧みず、夫婦としての実態ももはや一切ないので。

そこについて婚姻を継続することが極めて困難な理由として有効だと訴えて。

結婚20年目を迎えた夫を被告として…そう、心病む彼のことを妻から「原告」となって私は提訴したのでした。

叫ぶ

*これまでの記事同様、以下は筆者である私自身の実体験をもとに書いてはおりますが、プライバシー保護の観点から、内容については趣旨を曲げない程度の脚色が加えてありますことをご了承ください。

また、ここでは敢えて法的な知識よりもむしろ、実際に筆者が提訴に踏み切ってどういう気持ちだったのか、そういう感想を書くに留めたいと思います。
法的な知識の詳細については、ネットで検索するだけでもかなりの専門的な内容の記事がヒットしますので、そちらに譲らせていただきます。

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【旦那・妻の浮気】旦那・妻が怪しいと思った時、探偵事務所の浮気調査にかかる費用を安くする方法

<提訴後、わずか3ヶ月でのスピード解決

【ひとまず安堵。入院&手術の前に弁護士を代理人に提訴に踏み切って】

先生の法律事務所には一応、二回ほど実際に足を運んで相談もしました。

法テラスから民事法律扶助制度による支援が受けられるという決定通知書も私の自宅に送られてきました。

同時に法テラスから先生を離婚請求事件の本訴における「原告訴訟代理人弁護士」として受任する、という決定もなされました。

…といったら意味不明ですが、要するに先生が弁護士として私の代わりに実際の離婚裁判を請け負ってくださるということが決まった、との旨。

とりあえずほっとして。
そのまま私は、広汎子宮摘出術を受けるために都内の病院に入院しました。

【訴状は専門家に依頼、陳述書は自ら作成。意外とスムーズな手続き】

先にお話した通り、離婚に至る経緯をまとめた陳述書は、私が自身で作成しました。

法テラスを通じてきちんと弁護士に訴訟代理人としての依頼、受任ということになっている以上、先生に代わって記述していただくことも勿論可能でした。

しかしながら、体調が優れない私は、実際の出廷回数を極力抑えたかったので、まあ、陳述書くらいは自分でライティングしようかなという気持ちでした。

内容はこれまで三回にわたる離婚調停の申立ての際、担当の裁判官と調停委員に提出したものをほぼコピー&ペースト、で事足りました。

むしろ自分では書けなかったなあと思うのは、実際の「訴状」。
言い方としてはいかがかと思いますが、なんか本当に「ガチ」過ぎて書けない気持ちでした…。
実際のところ、感情的に思いを書き綴るよりも、訴えたいところだけを効果的にバン!と記載する構成にした方が裁判官の心証もいいようなので。

ここについてはプロにお任せしようと思い、訴状の作成は弁護士の先生にそのままお願いしました。

それでも。
やはり私本人が書くわけではなく、打合せを念密に繰り返していてもなお、
事実や私の意図するところとは微妙な表現の違いみたいな部分も出てきてしまいます。

そういう微細な部分については、先生が陳述書の素案をPDF化してメールで送ってくださって、それを入院中の私が病床で確認しつつチェックを入れました。

インターネットが普及した昨今は、離婚の手続きも昔よりぐっと簡潔化したといわれます。

少なくとも入院期間が、離婚の手続きを進める上でのロスタイムにならなかったことは三回の「調停不成立」をメインに、ただ不毛な争いがだらだらと長期化した中で、唯一とてもラッキーな部分でした。

少しでも早い解決を望んでいたので。
実際の提訴自体は入院前に済ませ、原告である私の代わりに先生が作成した訴状の内容が事実と若干異なる部分についての訂正や、そのほか離婚が妥当だと認められる理由となる証拠(書証)の追加は、のちほど裁判所に順次提出という形にしました。

前述の通り。
先生が代理人として作成される以上、どうしても訴状の微妙なニュアンスが本来の「離婚に至る理由」とずれてしまうことはあります。

そうじゃなくても、言葉を以て訴える以上。
訴状を読む裁判官の受け取り方も、同じく被告である夫が(決していい表現ではないと思われますが)原告である私にツッコミを入れるであろう部分も。
こちらの意図とは多かれ少なかれ異なってくるのは最初から予想の範疇。

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【知っていれば必要以上にまごつかないもの。参考までに裁判の流れ】

そのために、実際の係争の場面においては裁判所を通じて、予め被告から原告たる私のほうが出した訴状内容に対する答弁書を提出する義務(出さなければ被告には敗訴も含め、かなり不利な結果が待っています)が課されます。

さらに被告は第一回期日において出廷し、原告の訴えについて意見陳述(反論)をしなければそのまま結審(事実上の敗訴)が待ち構えていることに。

当然、原告である私も被告の反論について自ら尋問に立って、正当性のある否定を示さない限り、裁判という形式をなさないわけですが。

現実のところ、私は真夏というただでも身体に堪える季節において。
手術後の回復も私の当初の予想以上に遅れていて。

執刀した医師からのドクターストップがかかり、診断書を提出して、その結果、尋問に私、原告本人に対しては出廷の義務を課さないという家庭裁判所の判断が下りました。

【裁判の中身よりも手を焼く「かまってちゃん」な彼・①ヒサンな答弁書】

それはのちによくよく考えると、とても幸運なことでした…。
というのは。
現実に被告である夫から家裁を通じて原告である私に返送されてきた答弁書の内容たるや。
今でも目を通すに気分になれないほどひどい内容のものだったからです。

ここだけの話、事件を実際に担当した裁判官や事務官が「これって…答弁書の体を為していないですよね」と個人的な感想を呟いてしまうほどの内容で。
原告の訴えに対する反論というよりは、ただの誹謗中傷としかいえず。

しかも本来、答弁書というものは、原告の陳述について一つひとつ証拠を添付した上で、理路整然且つ裁判官にわかるよう簡潔な表現で反論すべきもの。

しかし。
答弁にあたり、弁護士も立ててはいなかった被告である夫は。
そういう知識も彼には一切なかったのでしょう。

ただこちらが提出した訴状一式について、彼は自分が気に入らない箇所に付箋をベタベタと貼りつけて。
さらには余白に私への中傷の言葉をひたすら書き込んで返送提出してきたのです。

しかもその量は半端なく多く、裁判所が処理に困るほど。

本来あるべき反論の証拠としての答弁書の形をそもそもなしていないだけでなく。
しかも…余白にびっしりと小学生のような拙い小さな字で、術後間もない妻の私をただ悲しませるだけの言葉を羅列する夫。

裁判所としてもよほどどうしようもなかったのか。

貼りまくられた付箋もそのままに私のところにそれは送られてきました。
見ただけで萎えました…。

実際にはもう尋問にも先生が代理出席することが決まっていて、私は行かなくても済む予定になっていたので。

正直に言うと…私は離婚が成立した現在も、夫が寄せた答弁書をほとんど読んではいません。というか、もう読む必要もないのかな。

個人情報が満載だということと、今後何かまたトラブらないとは言い切れないこともあって。
彼の嫌がらせとしての証拠としては有効なので。

送られてきた答弁書を捨てることは敢えて避けていますが。
一頁目を見ただけで気持ち悪くなって。

本当に嘔吐してしまうような内容で、私は未だに完読出来ません…。

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【夫婦としての今後が見込めない私たちに裁判官が下した結論は和解勧告】

結論からいうと。
そういう夫の態度は逆に、被告としての立場を不利にさせました。

体調不良のままの私は結局実際の期日には一度も出廷しなかったため、現実の夫の裁判所での様子は先生の話などから窺い知るしかないのですが。
幾ら被告が「妻への想い」や「夫としての愛」を法廷で述べても。

それは夫としての責任を果たせないだろうという裁判官の心証をさらに悪くさせただけのようでした。

加えて。実際の審理の場面において、被告はやたらお金のことを持ちだしてきました。
これについては、そもそも病弱で身体に障害のある妻である原告が夫である被告を全面的に扶養していたという事実に併せて。

さらにその原告である私が実際には出廷すら叶わないほど病状が悪いということもあったので…。

被告の訴えについて、結果的に裁判官の心証をますます悪くしたようでした。

今後、原告である私本人が実際に出廷出来る可能性も低いことから。

最終的に裁判官が提示した案は、和解による協議離婚、という結論に原告である妻、そして被告たる夫の双方が同意することでした。

【裁判の中身よりも手を焼く「かまってちゃん」な彼・②その後もゴネる夫】

そのあとも。
もはやキャパシティ越えなのか、裁判所もそれ以上は彼に取り合わなかったため。

夫は弁護士の先生を通じて、私自身に対して彼が送りつけた答弁書に記載された反論について、妻として全て答えろという欲求をしてきました。

あるいは(真逆に)キミのことがすごく心配だから…今後も連絡だけは取れるようにしてくれという懇願もされました。
言うまでもありませんが、私としてもそれこそ最後の「妻」としての抵抗で…。彼の要求は全て退けました。

そうしたところ、今度は「オレは協議離婚するにも、証人がひとりも立てられないから」…と先生を通じて泣きついてきたり。
そこについては、余りおおっぴらには言えませんが、ググればお金で解決出来るサービスというのは幾らでもあるので。

内心、なんで最後の最後まで私がカネを払うんだよ!という想いは全く払拭出来なかったものの。
もうこれで完全にグッバイ出来るよね…と身銭を切りました。

スッキリ終わらせるために…やむを得ない必要経費です。

それでも。
彼はもう本当にどこまでも「かまってちゃん」で。

離婚届にサインして協議離婚成立、という段階になっても「オレからの別れの手紙を受け取ってくれ」と先生を通じて迫る、セマる。
…受け取るわけないじゃん!というカンジで、そちらもお断り。

おもむろに突っぱねると後が怖いので、私は先生を通じて彼に対し受け取る意思がないことを表明しました。

浮気調査にかかる費用を安くする方法

【旦那・妻の浮気】旦那・妻が怪しいと思った時、探偵事務所の浮気調査にかかる費用を安くする方法

【提訴後、解決まで要した時間は3ヶ月。そして…別れた夫のその後】

そんな感じだったので。
提訴の段階では医療すら拒否していて、精神科にすら繋がっていなかった元夫ですが、結局、離婚が決まったということで。

もう彼自身の単身生活も難しいだろうということから、住所を管轄していた福祉事務所から生活保護の移管手続が入り、夫はそのまま彼の親元にほど近い精神障害者のための更生施設(救護施設)に入所が決まりました。

今は施設から海を見うつ、更生を目指し療養しているらしい元夫。
彼自身の社会復帰が実現するのかは私にもわかりませんが。

いずれにしても、お互いのためにはもうこういう選択しかなかっただろうと思いますし、もしも元妻としての私が彼に掛ける言葉があるとするなら。

「今はただ治療に専念してください」もうその一言です。
…もっと言いたいことはある、のですが。
これ以上言葉にすれば、ただ僭越になってしまいそうですし、私自身が惨めになりそうなので。

実際には。
提訴から和解、協議離婚が決まって合意し、実際に離婚届が受理され、提訴を取り下げるまで。

被告である元夫からのごちゃごちゃした「かまってちゃん」の時期も含めて、およそ3ヶ月でのスピード解決でした。

記事中カット05
ぶっちゃけていうと。
実際に裁判で審理するために要した時間は1ヶ月くらいで、残り2ヶ月くらいは、協議離婚について合意こそ決まったものの、そのあとまあひたすら女々しく?ウダウダする元夫に「誠意を以て」対応するために必要だった時間。

なぜならば。
弁護士の先生から…実際の法廷での彼の態度などから考えると、ある意味ウダウダ言わせて満足させることも最終的には。

彼に今後纏わりつかれないための「保険」との助言を私は受けていたから。
それにしても疲れました…。

【妻としての役割を終えた私の後日談、そして離婚後の今ひたすら悔やむこと】

余談ですが。
離婚届を実際に役所に提出し、そのまま裁判所で訴えを取り下げたその足でひどいうつ状態且つひたすら疲労困憊な私は精神科を受診。

即入院加療が必要という診断がなされ、私は着のみ着のまま入院…。
実際に離婚に要した3ヶ月とほぼ同じだけの精神科入院をした私は、結果そのまま勤め先の会社を退職。

それでも。
最終的には法テラスの介入から現実の提訴の準備期間、和解、協議離婚…そして訴えを取り下げるまで全て込みで5ヶ月程度。
逆にいえば…もっと早く専門家に相談し、適切な支援を受けていたなら。

私は仕事を失うという最悪の結果だけは免れたかも知れません。
それが本当のところ、一番悔やまれる部分です。

その後、働けそうな職場が決して見つからなかったわけではありません。
ただ、残念ながら離婚後、私はうつ状態こそ脱したものの、今度は身体の不調が誤魔化せなくなってしまい。

精神科病院を退院後、またもや倒れた私は、提訴の前後に子宮を摘出した病院で再手術、という結果に陥りました。

…現状、まだとても会社勤めが出来る状態ではないので、得意のクラウドソージングに身を挺しつつ。
もうちょっと自身の今後について深く考えたいなあと私は思っています。

そういったなかで、このサイトを通じて皆さんの結婚と離婚に拘るお悩みに少しでも親身に向き合っていけたらなあ。
47歳の現在、以前よりさらに少しだけ人生を深く学んだ私は…そんな想いでやっと手に入れた自由な日々を過ごしています。

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エピローグ:心病む夫との結婚と離婚・本当は何が悪かったのか

後悔ばかりが残る結婚生活…反省しつつ今一度振り返る

精神疾患の夫と暮らした20年という時間。

今、思い起こすと…もうツラ過ぎて何がなんだかわからなかった、そんな印象しかなく。
それこそ無我夢中で…一日一日を私はやり過ごすように生きてきました。

彼の卒論発表に向けてひたすら妻である自分が追い込みをかけていたあのころ、二十七歳だった私は…現在四十七歳。

離婚が成立した今でこそ、こんなにも心が自由を謳歌している事実を、私自身強く感じて毎日を愉しめる心境に徐々になっては来ているのですが。

それでも…一度、私は自分自身の過去にきちんと向き合って考察しないと。

やみくもにだらだらとつらかっただけの時間は、このままではそれこそ単なる私自身の人生の浪費にしか終わらないことでしょう。
自分自身の大切な人生の時間をただの無駄遣いに終わらせないように。
イヤな記憶に触れるのは私自身も苦しいものですが。

私自身の過去、そして自分自身の気持ちを整理することで、さらにはこの記事を読まれる皆さんの未来に…何かしらの参考になったらなあと、そう希っています。

最後に「まとめ」として、今一度整理して挙げますが。

とりあえず…私が夫との結婚と離婚について悔やんでいること、問題だったと感じている部分を以下に羅列しつつ、読者の皆さんと特に「障害者」との結婚について、そしてそこにいったい何が問題として残ったのかご一緒に考えてみたいと思います。

・愛は同情とは全く異質、そして結婚は配偶者に対するボランティアではない。

【心病む夫を庇うことは愛でなく妻である自分の保身だった】

愛は同情とは全く異質、そして結婚は配偶者に対するボランティアではない。
いうまでもないこと…のようですが。

今さらながら振り返ると、夫と結婚していた間…私が見落としていた部分は、実は何よりこの点でした。

…本当は、私は夫よりも自分を愛していて。

自分がひどい人間だと非難されないがために、自分の保身として彼を、妻という立場を以て過剰に保護的な環境に引きこもらせてしまったのです。
そうすることがいかにも私が「妻として彼を愛している」対外的な「ポーズ」でした。

そして。
怖いことに…そうすることがもはや愛そのものだと、私自身の中で習慣として思い込みになってしまったのです。

【本来、夫婦の愛は対等の関係からしか生まれない】

だけど、そもそも保身であり愛から派生していない以上。
その想いは彼の人生を、そして私自身の人生をただスポイルしただけでした。

愛は相手に対する同情という「上から目線」のものでは決してありません。
ましてや相手に対するボランティアがケッコンの本質なんかじゃない…んだけど。

いつしか私は、彼との生活の合間に、それすらも見失ってしまい。
ついには自分までも見失っていたのです。
繰り返します。愛は同情とは全くの別モノです。

そして…結婚はパートナーの人生に対して責任を負うこと。
ふたりは人間として対等な関係である以上、パートナーに対するボランティアとしての結婚なんかあり得ません。

・障害があるから、病気だから甘やかしてもいいわけではない。

【心病む夫と向き合うことが面倒臭かったことが共依存の原因に】

夫が大学を卒業する直前のエピソードでもおわかりかと思いますが。
とにかく…全てにおいて。妻の私は彼に対して多分に過保護でした。

それが彼の過剰に依存する傾向を加速し、彼の病状をも悪くしていったんだと今では思います。
特に。病気の性質上判断力が鈍っていた彼だったからなおさら。

病状が不安定で実年齢相当の社会経験もない彼にも理解出来る端的な表現で。
出来ないことは出来ない。
ダメなものはどんなにごり押ししたってダメ。

そういうことを妻として彼に示していくことが、本当は夫に対する愛のはず…でしたが。
私には出来ませんでした。

彼のよく考えれば応じる必要すらない要求や甘えを、彼と向き合うことが本当は面倒臭く思えたから。
私は妻として…納得しないまま、それでもただ呑みこんでいました。

とにかく見た目を繕うことが、私の妻としての役割だと思い込むことで私は生きていたのです。
それはひとえに私自身も弱くて、現実から逃げたくて仕方なかったから。

完全に夫と「共依存」でした。

【妻だって本当は病気の夫との関係のマズさに気づいてはいた】

実を言うと…その問題には私もかなり早く気づいてはいて。
私自身も心がつらくて堪らないので、精神科で夫とは異なる治療者からの介入を受けてはいました。

それでも及ばず…です。
最終的に夫婦の問題はあくまでも「夫婦」のもの。
そこに医療は介入も支援も出来ない性質のものだからです。

私も精神科に通院しているから、妻としてキチンと精一杯の努力はしているよね。
そう思い込んで自分の中の本音を誤魔化してはいましたが…。

つまり、夫だけではなく、私自身も病気だとすることで問題の本質から逃げて、自分のリアルに対して甘えていたのです。
病気というものは、そう考えれば現実から目をそらすためにいい口実でした。

だけど、誤魔化して自分にウソをつき続ける以上。
本当のところ、問題はなにひとつ解決しては行かないのです。

夫を甘やかすことはそれこそ、彼を自分と対等には扱っていない。
夫を人間として見下げているあからさまな証拠でした。
そこにお互い甘んじていることが、今思えば、私たち夫婦の二十年という時間の真実でした。

夫婦としてもうそれだけで終わっていたんですが…弱かった私は直視出来なかった。夫に限らず私もまた甘ったれて逃げていたのです。

・家庭の問題は例え拗れても外からは見えにくい、ギャラリーには冒せない。

【家庭内のことを他人に打ち明けること自体がすでにタブーだという現実】

たまたま私の場合は夫が精神を病んでいたからなおさらだったとは思うのですが。
トラぶったほかの友人知人のケースを見聞きしても。

夫婦、そして家族内の問題は例え揉めて拗れても外からは気づかれにくく、ゆえに拗れかたがさらに加速していくのが特徴だと、そんな気がします。
ドメスティック(家庭内)なことって、バレたらやっぱり恥ずかしいこと。

そんな意識がどうしても払拭出来ないのは私だけでしょうか。
内心、私だって心を病む夫との問題がかなり早くから、すでに自分のキャパを超えていることに気付いてはいたのですが。

だけど。助けてということが自分の恥のように思って…もう少しがんばろう。
あるいは私だけが我慢すればどうにかなるんじゃないかな。

…そう思ってやり過ごして、自分の心を誤魔化してばかりでした。

【もしくは。やっぱり気づいたってよそ様の家庭の問題には口を挟めない】

または。
当事者本人が「大丈夫」。
そう言い張っている以上、周囲も口を挟めないのが家庭内のトラブルの特徴。
離婚が成立した現在、まるで後日談のように私の友人どもは揃ってこう口にします。

「愛理ちゃんが無理してたことは前々から気づいてたんだ。
だけど…あんなにがんばっていたあんたに、口を挟むの自体…失礼なのかと思って。ヤバいと思いつつも、忠告すらも出来なかったんだよ」
そうだろうと思います。当時の私は何も気持ちに余裕がなくて…たとえ彼女らが「愛理、もうやめなよ」そう言ってくれたとしても。

「余計なお世話よ!」そう突っぱねたであろうことは間違いないので。
きっと…相手が誠意を以て忠告すればするほど、自分の窮状を見透かされたようで、私はさらに頑なに心を閉ざしたことでしょう。
それは自分自身、もういっぱいいっぱいだと気づいていたから。

【言いにくいことだからこそ。早めに専門家の力を借りて問題を拗らせない】

日本の文化的な背景を鑑みると。
「身内の恥、家庭の揉め事はとかく周囲に知られたくはない」という感覚は、もはやいいとか悪いとかそういうレベルの議論では片付かないでしょう。
そこを問題にすることそのものが、実際に悩み続けていた私には論点がずれているでしょ、そんなカンジ。

夫婦の問題、家庭内の揉め事は、自分でもどうしようもないなと気がついてはいても、とかく周囲には言い出しにくい、打ち明けられないものだから。
もうヤバい。どこにも逃げられない。

そうなってしまう前に、ちょっとでも早く専門家に繋がれたら一番だ、と強く思います。

【ただスペシャリストなだけではない。冷静な判断こそ専門家の強み】

単にその道のスペシャリストだということだけではなくて。
専門家は自分自身とは利害関係がない相手だから、ゆえに問題の何が「問題」なのか、冷静に判断も出来るもの。

自分の友人知人は、まああなたを心配してくれての想いなのでしょうが。
それぞれの立ち位置が異なるからこそ、つい感情的な発言もしてしまったりしがち。

そうなると、せっかくの友情にひびが入ってしまうことも大いにアリ。
これまであなたが築いた大切な人的なネットワークを壊してしまうよりも。

敢えて、あなたから「ちょっと引いた目線」で物事をクールに見ることが出来る専門家の力を借りることは、スムーズな問題の解決に有効です。
第三者だからこそ、素直に真実を打ち明けられ、それが力になれることも多いのです。

幾ら親しい相手でも。
他人に弱い自分、身内のカッコ悪い部分はやっぱり見せたくないのが人間の当たり前の感情。
だからこそ。勇気を出して専門家に相談し、適切な支援を受けることが叶えば。

問題の八割は解決出来たといっても過言ではないと、自分のイタい体験を通じて、私は皆さんに声を大にしていいのです。
自分ひとりで苦しまなくてもいいのです。
身近な人から相談しよう。そう思うからかえってつらくなってしまうのです。

すでに揉めている関係でもラブラブであっても。実は男女の愛の根本は同じ

【永遠の愛なんかあり得ないから。仲がいい時にこそ拗れた場合を考えておく】

以上、本当にただの羅列ですが。
今…離婚経験者として私が語りたい想いはその三つです。
私は夫が精神疾患を持っていたということで、離婚についてもイレギュラーなエピソードも交えてはいますが。

こうして実際に離婚を経験してみると。
このテの問題は、実は男女間のエバグリーンなテーマでもあり、本当はパートナーが健康だろうが病んで働けない状態だろうが。
いや、カップルとしてラブラブだろうが、揉めまくってすでに「家庭内別居」状態だろうが。
もはや男女の間で普遍的なことで。

甘い恋に落ち、永遠の愛を語り合っているふたりにも考えていただきたいと、アラフィフのオバサンは声を大にして言いたい。
人生が有限である以上、そもそも「永遠の愛」自体が眉唾。

愛を継続させるためにもなおさら、拗れた時の手を早めに打つことは最重要課題です。

互いにより幸せな人生をリスタートするために。専門家の力を借りよう

【本当にどうしようもなくなる前に。早めに専門家に相談しよう】

そして…もう本当に拗れてしまう前に。
自分と相手を必要以上に苦しめない手段として、躊躇せず専門家の力を借りること。

相手を愛するばかりに…それが相手を「愛」による支配に苦しめないこと。
それがふたりの愛の関係を継続させる秘訣ですし、「苦しめない」選択を出来ることも、相手を守りそれこそ愛していくことでもあります。

つまり。
愛によって家庭を築き上げることは素晴らしいのですが、それがパートナーを苦しめるだけだったり、ふたりの関係をただスポイルするだけなら。

勇気を持って専門家に介入してもらい、助言してもらうことでパートナーとの関係を調整し、時にはポジティブなディボースを選んでもそれはアリです。
ましてや相手を好きだからと。

愛を理由にパートナーに肉体的、心理的なDVを働いたり。

あるいはストーカーまがいのことをしたらそれは、愛どころか本当に独善的な我儘に過ぎず、はっきり言えば愛しているはずの相手の全てを侵害する犯罪行為。
そこまで拗れるともう…お話にもならないので。
相手を自分と同じ人間だといつも見続けるためにも、共依存に陥らないためにも、自分の気持ちをまずは大切にし、自分を個として保つ。

結婚というもの、自分とは全く生まれも育ちも違う男女が夫婦として暮らす本質は、愛を語る以前に自分を保ち続けること。
実は…「言うは易く行うは何とやら」なんですよね、これが。

そして。もうどうしようもなくなって苦しくなる前に、第三者として冷静な判断が出来る専門家の力を借りる。これは本当に大切なことです。

【愛は相手の人生に責任を負うことだからこそ。前向きな別離という選択も】

未成年者が婚姻によって成人と見做されることが、きちんと法で定められていることでもおわかりの通り。
結婚というものは男女が夫婦として暮らすことを通じて、おとなとして社会に一定の責任を負うことでもあります。

それは当然、パートナーの人生に対する責任も伴うもの。
本当のところ。愛は誤魔化し始めたらそこでジ・エンド。

一生を通じて相手を、そして自分を誤魔化し騙しつづけられるのであれば…それも社会に対して責任を果たす方法のひとつ。
だけど、やっぱりムリなら。
パートナーの人生に責任を果たし、おとなとして社会に責任を果たし。
愛の本質を貫くために別離、という選択を敢えてするのもひとつのかたち。

相手を悲しませ、苦しませることは愛なんかじゃ決してないんだし。
心から愛し合っている時にこそ、もしもトラブルが生じた時の対応について話し合うことは決して愛におけるタブーなんかじゃない。
そして、愛しているがゆえの相手を傷つけないため離婚というのもアリ。

ポジティブな離婚はただ自分とパートナーの未来の幸せのための選択肢のひとつ。
当事者カップルが恥じるようなものでもなく、周囲も勇気を持って人生の途を選択したふたりを非難するべきではありません。

ただ、互いの人生に責任を負い、パートナーの幸せな未来を慮って選択し、ついては社会に対する責任を果たすための離婚もあるのです。

【そもそも、幸せになるために結婚したはず。幸せがふたりの原点だから】

本来、幸せになるためにふたりは結ばれたのです。
だから、一緒にい続けることがもしもふたりにとっての幸せでなくなってしまったら。
夫婦の関係を見直すことはふたりの愛を継続する上でとても大切であり。

そして何を以てしても解決出来ない時には。専門家の意見を借りつつ人生をやり直すことが、幸せに生き抜く…その意味を全うすることです。

離婚という選択は、それがふたりの未来の幸せにためなのであれば。
選択肢のひとつとして、恐れず選んでも大丈夫なんです。

その際…夫婦だったお互いがよりよい人生のリスタートを果たすために。
本当は、多少なりとも愛し合って結ばれたはずのふたりだから。

ふたりだけで苦しんでしまう前に、専門家に相談して…少しでもより幸せな未来を選択できるといいですね。

「精神疾患のある夫との離婚の成立まで」まとめ

1.愛は同情ではなく、結婚は決してパートナーに対するボランティアではない。
その原点を見失わないようにしよう。
周囲に流されるままの結婚は出来れば避けよう。

2.自分の妻としての保身を夫に対する愛だと言い換えるのはよそう。
ふたりを共依存な関係に変えてしまう。

3.例え気付けても…現実には問題解決へ結びつくハードルはものすごく高い。

4.家庭の問題、身内の恥を他人に打ち明けることはやはりタブー視されている。

5.同様に、他人も気づいてもよそ様の家庭の問題に口は挟めないもの。
それが日本の文化。

6.だからこそ、あなたが苦しんでしまう前に。
どうしようもなく夫婦の問題を拗らせてしまう前に専門家の力を借りよう。

7.単にその道のスペシャリストなだけではなく、あなたの抱える問題に対して冷静な判断が下せることも専門家の強み。

8.夫婦の愛を継続させるために。
ラブラブな時にこそふたりがトラぶって拗れた場合のことにも思いを馳せておこう。

9.本来、幸せになるためにふたりは結婚したはず。
愛とは、そして結婚とはお互いの人生に責任を負うことだから。
もしも拗れてしまったら恐れずにふたりの関係を見直そう。

10.幸せな人生をリスタートさせるためのポジティブな離婚という選択もある。
その選択をさらによりよく幸せなものにするためにも専門家に相談しよう。


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